日付2026.4.27[最終更新日 2026.4.27]

X広告の出し方とは?事前準備から効果測定方法、運用時のコツまで紹介

X広告は、Xのタイムライン上やトレンド画面などに配信できる広告で、幅広い年代・性別のユーザーにアプローチできます。普段Xを利用していて、広告を見かけたという方も少なくないのではないでしょうか。

しかし、X広告は誰でも配信できるわけではなく、配信できるアカウントに制限があったり、広告への入札額によってユーザーに表示される頻度が変わったりする点に注意が必要です。

この記事では、X広告とは何かを、広告の出し方や効果測定方法、運用を成功させるためのコツなどとあわせてご紹介します。X広告にこれから取り組みたい・運用を強化したいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

写真1

X広告とは

X広告とは、X(旧Twitter)で配信できるSNS広告の一種です。X広告はXのタイムラインや検索結果などに表示され、通常の投稿に混ざって広告を掲載できるため、自然にアプローチしやすい点が特長です。

日本国内におけるマンスリーアクティブユーザー数は6,800万人、デイリーアクティブユーザーは4,000万人と、Xはユーザー数が多い媒体であることに加え、X広告では細かいターゲティングが可能なため、自社でターゲットとするユーザーに対して的な広告を届けられます。

参照:XのAI「Grok」が進化! 日本法人社長が教える「インサイト発見」の“超実践ワザ”|Web担当者Forum

X広告とほかのSNS広告との違い

上記のとおり、XはSNS広告の一つで、SNS広告の中には、X広告以外にもInstagram広告やFacebook広告、TikTok広告など、さまざまな媒体が含まれます。

X広告は、画像やテキスト、動画などを用いてXのタイムラインに広告を表示でき、「リポスト」「いいね」といったユーザーからのリアクションにより、リアルタイムでの拡散が可能です。

対して、Instagram広告やTikTok広告は画像・動画といったビジュアルでの訴求が中心であったり、Facebook広告はビジネスパーソンからの反応が期待しやすかったりするなど、Xとは異なる特長を持ちます。

SNS広告を利用する際は、このような媒体別の特長を理解したうえで広告の出稿先を決めることで、費用対効果を高めやすくなります。

X広告を利用するメリット

上記のとおり、XはInstagram広告やFacebook広告にはない強みを持ちますが、具体的にどのような利用メリットがあるのか気になる方も多いでしょう。ここでは、X広告を利用するメリットを具体的にご紹介します。

Xユーザーは広告への反応率が高い

Xを利用するユーザーは、広告への反応率が高い傾向があり、X広告にも反応しやすい点が特長です。

X広告の公式サイトによると、Xユーザーのうち76%が新しい取り組みやトレンドに敏感であり、ほかのSNSユーザーに比べて1日の平均セッション数が16倍高く、SNS広告への反応率が45%高いことが示されています。

写真2

参照:X ビジネス

このように、XユーザーはXの利用頻度が高く、トレンドにも敏感で広告に興味を持ちやすいことから、X広告を配信した際も高いクリック率やCV率が期待できます。

幅広い年代のユーザーにアプローチしやすい

Xは、年代を問わず利用者が多い点も特長です。

総務省の「令和7年版 情報通信白書」によると、Xユーザーは10〜30代の若年層が最も高い割合を占めているものの、2024年時点では前年よりも40〜60代のユーザーが増えていることから、幅広い年代のユーザーがXを利用していることがわかります。

グラフ

このように、X広告は年代を問わず自社の商品・サービスを訴求しやすいため、SNS広告初心者にも扱いやすい媒体といえます。

ターゲットを細かく設定できる

X広告はさまざまな要素をもとにターゲティングが行えるため、多様なユーザーにアプローチできる点が特長です。

例えば、一般的なWeb広告やSNS広告では、ターゲットの年齢や居住地、性別といった基本的な要素を設定できますが、X広告ではこれらの要素に加え、興味関心や検索したキーワード、反応した投稿に含まれているキーワード、特定のアカウントのフォロワーと興味関心が似ているアカウントなど、さまざまな要素からターゲットを設定できます。

具体的なターゲットの設定方法は、「X広告の出し方」でご説明します。

広告の拡散・バズが狙える

「そのほかのSNS広告との違い」でも挙げたように、X広告は通常のXの投稿と同じように、リポストやいいねが可能です。リポストされた投稿はリポストしたユーザーのフォロワーに拡散されるため、自社でターゲティングしていなかったユーザーにも投稿を届けられます。

また、上記のようなリポストやいいねが大きく増加し、バズが起きることで、広告経由での自社サイトへのアクセスやCV、売上増加だけでなく、自社の認知度向上やブランディングの強化にもつながります。

X広告のフォーマットの種類

上記でも触れたように、X広告では多様なターゲットにアプローチが可能ですが、広告のフォーマットも豊富に用意されているため、よりターゲットの属性や商材の特性に合わせた広告配信が行えます。

X広告のフォーマットの種類は、次のとおりです。

プロモ広告

プロモ広告は、X広告において最もスタンダードな広告フォーマットで、画像や動画、テキストなどの形式で広告をタイムラインに表示できます。

以下では、それぞれのフォーマットについて詳しくご紹介します。

参照:プロモ広告|X ビジネス

画像広告

画像広告は、画像形式で掲載できる広告フォーマットです。以下のように、1枚の画像を大きく表示でき、ユーザーは画像をタップすることでリンク先のページに遷移します。

画面1

参照:プロモ広告|X ビジネス

縦横比 1.91:1(800 × 418ピクセル)または1:1(800 × 800ピクセル)
ファイルサイズ 最大3MB
画像形式 PNGとまたはJPEG推奨。BMP・TIFFは不可

動画広告

動画広告は、動画形式で掲載できる広告フォーマットです。画像よりも多くの情報を含められるため、よりユーザーに興味を持ってもらいやすくなったり、商材への理解を深めてもらえたりするといった効果が狙えます。

縦横比 16:9または1:1
ファイルサイズ 最大1GB
動画の長さ 最大2分20秒
動画形式 MP4またはMOV

カルーセル広告

カルーセル広告は、複数枚の画像を横に並べて表示できる広告フォーマットで、ユーザーは横にスワイプすることで画像を確認できます。

画像を複数枚使って商材の魅力を伝えたい場合や、自社サイトで取り扱っている商品をジャンルごとに紹介したい場合、漫画形式の広告を掲載したい場合など、さまざまな商材と相性がよいため、多くの企業で利用されています。

また、以下のようにカルーセル広告は画面の幅いっぱいに画像が表示されるため、静止画1枚の画像広告よりも強いインパクトを与えられる点も魅力です。

画面2

参照:プロモ広告|X ビジネス

なお、カルーセル広告にも、画像広告と同様の画像サイズ・形式などのガイドラインが適用されます。

テキスト広告

テキスト広告は、テキストのみで掲載できる広告フォーマットです。

画像や動画を掲載しない分シンプルな見た目となり目立ちにくいものの、タイムラインの通常の投稿に溶け込みやすいため、「正直、⚪︎⚪︎って半信疑だったけど、使ってみたら便利だった!」「⚪︎⚪︎やってる人は一度試してほしい!」など、日常的なつぶやきを装った広告発信が可能です。

そのため、ユーザーからの自然な広告クリックを狙い、あえて画像を使わずテキスト広告を掲載するのも一つの手です。

バーティカルビデオ広告

バーティカルビデオ広告は、フルスクリーンで表示できる縦型の広告フォーマットです。

バーティカルビデオは、Xで最も急成長しているコンテンツで、Xで費やされる1日の総時間の20%を占めているともいわれています。

画面3

参照:バーティカルビデオ広告|X ビジネス

フルスクリーンで動画を表示でき、デフォルトでサウンドもオンで再生されるため、自社の商材の魅力を前面に押し出せる点が特長です。

なお、X広告の公式サイトによると、バーティカルビデオ広告は、タイムライン上に表示されるそのほかのX広告と比べて、広告発信元のアカウントのフォローやリポスト、いいね、クリックする確率が7倍であることが確認されています。

Amplify広告

Amplify広告は、第三者(コンテンツパートナー)が発信するコンテンツ内に掲載できる広告フォーマットです。

Amplify広告には「Amplifyプレロール」と「Amplifyスポンサーシップ」の2種類の配信方法があり、それぞれ広告の掲載場所が異なります。

Amplifyプレロールでは、コンテンツパートナーが投稿した動画コンテンツの冒頭で自社の広告が再生されます。

Amplifyスポンサーシップでは、コンテンツパートナーのXアカウントで自社の商材に関する投稿や広告配信が可能です。なお、AmplifyスポンサーシップはX広告認定代理店を通して発注した場合のみ利用できます。

テイクオーバー広告

テイクオーバー広告は、Xのタイムラインやトレンド画面上に大きく表示できる広告フォーマットです。

テイクオーバー広告は「タイムラインテイクオーバー」と「トレンドテイクオーバー」の2種類があります。

タイムラインテイクオーバーは、ユーザーがその日最初にXにログインした際に、タイムラインの上部に自社の広告を表示できます。トレンドテイクオーバーは、トレンド一覧画面を開いた際に、画面上部に広告を表示できます。

画面4

参照:テイクオーバー広告|X ビジネス

プロモ広告などの一般的な形式の広告に比べて、テイクオーバー広告はユーザーの目に留まりやすく、認知度向上にもつながりやすい点が特長です。

ライブ

ライブでは、自社の商品やサービスの魅力をリアルタイムで発信できる広告フォーマットです。

新商品の発表イベントや製作会議の様子などを配信することで、ユーザーとコミュニケーションを取りながら、自社の商品やサービスの情報を届けられます。

Xでライブ配信を行う際には、Media Studio Producerを使用します。Producerでライブを作成するためには、以下のように映像の解像度やフレームレートなどが定められているため、これらの基準に合う動画を撮影することが大切です。

推奨される解像度などは、X広告ヘルプセンターをご確認ください。

ダイナミック商品広告(DPA)

ダイナミック商品広告(DPA)は、あらかじめ設定した条件に当てはまるユーザーに対して、適切なタイミングで広告を配信できる広告フォーマットです。

ダイナミック商品広告では、リターゲティングや見込み顧客ターゲティングが行えます。たとえば、リターゲティングでは自社サイトでカートまで進んだものの購入に至らなかったユーザー、見込み顧客ターゲティングでは、自社サイトへのアクセス履歴がないユーザーに対して広告を配信できるため、獲得したいターゲットに対して的確なアプローチが可能です。

コレクション広告

コレクション広告は、以下のように、1枚の大きな画像の下に、複数枚の画像を並べられる広告フォーマットです。

画面5

参照:コレクション広告|X ビジネス

画像を複数枚並べられるフォーマットでは、ほかにもカルーセル広告が挙げられますが、コレクション広告ではユーザーが画像をスワイプせずとも、すべての画像を一目で確認できる点が特長です。

また、コレクション広告にはマルチデスティネーション機能があり、画像ごとに異なる遷移先を設定できます。

なお、コレクション広告では、画像広告やカルーセル広告と同様の画像サイズ・形式などのガイドラインが適用されます。

X広告の出稿前に必要な準備事項

ここまで、X広告で利用できる広告フォーマットの種類をご紹介しました。

このように、X広告では広告の目的やターゲット、商材に合わせて多様なフォーマットを用意しているため、初心者でもスムーズに広告配信が行えますが、広告を出稿する前にはいくつか準備しておくことがあります。X広告の出稿前に必要な準備事項は、次のとおりです。

Xアカウントを作成し、プレミアム登録する

X広告の出稿には、広告と紐づけるXアカウントが必要です。X広告の管理画面にアクセスする際には、Xアカウントへのログインが求められるため、あらかじめアカウントを作成しておくことをおすすめします。

また、X広告を配信するためには、Xプレミアム(Xの有料プラン)に登録し、認証バッジを取得する必要があります。

Xプレミアムには「スタンダード」「プレミアム」「プレミアムプラス」がありますが、認証バッジが取得できるのはプレミアムまたはプレミアムプラスのみで、スタンダードは対象外となるため注意が必要です。

また、認証バッジを取得するための審査項目にはアカウントの運用歴・情報変更履歴なども含まれています。以下の条件を満たしていない場合は認証を受けられないため、余裕を持ってアカウントを作成し、ある程度運用しておく必要があります。

  • アカウントが過去30日間にわたってアクティブである
  • 表示名とプロフィール画像、認証済みの電話番号が設定されている
  • プロフィール画像、表示名、ユーザー名を直近で変更していない

詳しくは、Xヘルプセンターの「Xプレミアムについて」「Xで青いチェックマークを獲得する方法」をご確認ください。

プロフィールを整える

上記のとおり、Xプレミアムで認証バッジを取得するためには、表示名やプロフィール画像を設定し、プロフィールを整えておく必要があります。

特に、企業やブランドでアカウントを運用する際は、ユーザーから「公式アカウントである」と認識してもらえるよう画像や表示名、ユーザー名、プロフィール紹介文などを適切に設定することが大切です。

プロフィールでは、以下の5項目を設定しましょう。

  • ①ヘッダー(プロフィール上部に設定できる横長の画像)
  • ②プロフィール画像(タイムライン上にアイコンとして表示される画像)
  • ③表示名(タイムライン上に表示される名前)・ユーザー名(アカウント固有のID)
  • ④プロフィール紹介文(企業やブランド、アカウントの説明)
  • ⑤自社サイトへのリンク

例:大阪・関西万博のXアカウントの場合

画面6

引用:Expo2025 大阪・関西万博(@expo2025_japan)|X

広告に必要な素材をそろえる

広告の出稿前に、あらかじめ広告作成時に必要となる素材をそろえておくことも大切です。

特に、X広告ではフォーマットによって画像や動画のサイズや縦横比、テキストの文字数などが定められているため、指定の範囲内に収まるよう素材を作成しましょう。

また、広告にはユーザーを遷移させるページも必要です。自社サイトや商品ページを使うのか、専用のLPを用意するのか、パラメータを付与するのかなども確認しておくことで、広告をスムーズに作成できます。

X広告で定められている画像や動画のサイズ、テキストの文字数などについて詳しくは、X広告の「広告クリエイティブの仕様」をご確認ください。

X広告の出し方

上記では、X広告を出航する前に準備しておくことをご紹介しました。実際にX広告を出稿するには、キャンペーン・広告グループ・広告の3つを作成する必要があります。

X広告では、各広告は広告グループ単位で管理され、広告グループはキャンペーン単位で管理されます。まずはキャンペーンを作成し、次に広告グループ、最後に広告を作る流れで出稿を進めましょう。

キャンペーン・広告グループ・広告それぞれの作成方法は、次のとおりです。

キャンペーンの作成方法

キャンペーンは、以下の手順で作成します。基本的には、画面の案内に従うことで作成を進められます。

1.X広告にアクセスし、「広告キャンペーンを始める」をクリックする

画面6

参照:X ビジネス

2.広告を出稿するアカウントにログインする

3.広告を出稿する場所(日本の場合はJapan)を選択する

画面7

引用:X ビジネス

4.広告キャンペーンの目的を選択する

キャンペーンの目的では、リーチ、動画の再生数、プレロール再生数、アプリのインストール数、Webサイトの訪問者数、エンゲージメント数、アプリのエンゲージメント数、売上の中から選択でき、これらがコンバージョンの指標となります。

画面8

引用:X ビジネス

5.キャンペーン名や支払い方法を設定する

画面9

引用:X ビジネス

キャンペーンの作成が完了すると、広告グループの作成に進みます。

広告グループの作成方法

広告グループでは、広告グループ名以外に、予算やターゲットなどの項目を順番に設定します。それぞれの設定項目について詳しくは、次のとおりです。

予算とスケジュール

画面8

引用:X ビジネス

予算とスケジュールでは、広告グループの日別予算と広告の配信スケジュールを設定できます。なお、「ご利用金額の合計」では、広告キャンペーンの総予算を利用金額が超えないよう上限を設定可能です。

配信スケジュールでは、広告の配信開始日時と終了日時を設定できます。

配信

配信では、広告のコンバージョンを計測するイベントの定義や、入札戦略を設定できます。

画面10

引用:X ビジネス

コンバージョンイベントでは、コンバージョンとするイベントの種類を定義でき、「購入」「リード」「ダウンロード」「カートに追加」などから選択できます。なお、自身でイベントを作成することも可能です。

入札戦略では広告費の配分方法を設定できます。最も人気なのが「自動入札」で、できるだけ広告費を抑えながら効果を最大限伸ばせるよう広告費を自動で投入します。

入札戦略では、自動入札以外にも、クリックあたりの平均費用を維持する「目標コスト」、クリックごとの上限入札単価を設定する「上限入札単価」、コンバージョンあたりの平均コストを一定に保つ「目標顧客獲得単価」などがあります。

広告費が課金される仕組みや、入札戦略の詳細については、後述の「X広告でかかる費用の仕組み」でご紹介します。

プレースメント

画面11

引用:X ビジネス

プレースメントでは、広告の配信先を設定できます。配信先では、Xのホームタイムライン、プロフィール、検索結果、返信、メディアビューアーから選択でき、選択項目が多いほど多くのユーザーにリーチできる可能性があります。

なお、各項目の「i」マークをクリックすると、実際に広告が配信されたときのサンプルイメージを確認できます。

オーディエンスの特性

オーディエンスの特性では、ターゲットとするユーザーの性別、年齢、場所を設定できます。

「年齢」では、13歳以上から任意の範囲で設定でき、「場所」では任意の都道府県名や市区町村名を入力することで、配信エリアを指定できます。

画面12

引用:X ビジネス

端末

画面13

引用:X ビジネス

端末では、広告を配信するデバイスのOSや端末モデル、携帯電話会社を設定できます。各項目が選択式となっているため、手入力する必要なくスムーズに入力できる仕様になっています。

このほかにも、「過去1か月以内に新しい端末を購入した利用者をターゲティング」「3か月以上前に新しい端末を購入した利用者をターゲティング」など、端末の購入日を起点にターゲティングすることも可能です。

オーディエンス(カスタムオーディエンス)

画面13

引用:X ビジネス

X広告では、カスタムオーディエンスと呼ばれる独自のユーザーグループを作成できます。カスタムオーディエンスを作成することで、リターゲティング広告を配信したいときや、広告を配信したくない除外ユーザーグループを指定するときなどに活用できます。

カスタムオーディエンスについての詳細は、X広告の公式サイトをご確認ください。

ターゲティング機能・ターゲティング戦略

画面14

引用:X ビジネス

ターゲティング機能では、特定のキーワードを含む投稿や検索、エンゲージメント(リポスト、いいねなど)を行ったユーザーをターゲティングできます。なお、キーワードは追加だけでなく除外も可能です。

キーワードだけでなく、特定のアカウントと似たアカウントや、興味関心、特定の映画やTV番組、会話トピックなどを細かく設定できます。

なお、ターゲティング戦略をオンにすると、XのAI技術によってより幅広いユーザーに広告を届けられるようになるため、オンにしておくのがおすすめです。

画面15

引用:X ビジネス

広告の作成方法

広告グループの作成が終わったら、最後に広告を作成します。広告は実際にユーザーが閲覧するため、広告文や画像・動画などを工夫し、興味を持ってもらえるような広告を作成することが大切です。

広告では、広告名、クリエイティブタイプ(メディアまたはコレクション)、広告文、メディア形式(単一メディアまたはカルーセル)を設定できます。

各項目を設定するごとに、画面右側のプレビューに反映されるため、実際の配信画面を確認しながら広告を整えられます。

画面16

引用:X ビジネス

広告を複数作成したい場合は、画面右上の「別の広告を作成」または「広告をコピー」をクリックします。

すべての項目が設定できたら、画面左のメニューから「広告キャンペーンを確認して開始」をクリックし、内容をご確認ください。

内容に問題がない場合は、「キャンペーンを開始」をクリックすることで広告の審査が始まり、審査通過後に広告が配信されます。

画面17

引用:X ビジネス

広告の審査は一般的に当日中〜2日程度で完了しますが、具体的な日数は公開されていません。

X広告の効果測定方法と改善方法

ここまで、X広告の出し方をキャンペーン、広告グループ、広告それぞれの要素に分けて詳しくご紹介しました。

広告出稿後は、こまめに効果測定を行い、広告がどのくらい見られているのか、クリックにつながっているのかなどを確認することが重要です。

X広告の効果測定方法と改善方法は、次のとおりです。

効果測定で見るべき指標

消化金額 実際に使用された広告費
インプレッション数 広告が表示された回数
クリック数 広告のリンクがクリックされた回数
クリック率(CTR) インプレッション数に対してどのくらいのユーザーがリンクをクリックしたかの割合
コンバージョン数 設定したコンバージョン(購入など)に到達した回数

これらの指標は、デバイス別や年代別など細かくユーザー層を分けて確認できるため、分析しやすい点が特長です。

指標別の改善方法

上記の指標を確認し、数値が想定よりも低い場合は改善が必要です。

たとえば、インプレッション数が伸び悩んでいるときは、リーチしているユーザーが少ない可能性があるため、入札単価を上げたり、ターゲットの条件を緩めたりするのがおすすめです。

クリック数やクリック率が伸び悩む場合は、広告が目立っていないか、広告のデザインや文章にユーザーが惹かれていない可能性があるため、視認性の高い画像に変更したり、広告文を複数パターンでテストして効果を見たりする方法が挙げられます。

コンバージョン数が伸び悩んでいる場合は、広告ではなくリンク先のページに原因がある可能性が高いです。

「広告からアクセスしたけれど思っていたものと違った」「どこから購入すればよいかわからない」などユーザーが戸惑わないよう、広告とリンク先のページのデザインや訴求を統一したり、ページ内の導線を整えたりすることが重要です。

X広告の費用の仕組みや入札方法

ここまで、X広告の作成方法や効果測定方法をご紹介しましたが、運用時にどのように費用が課金されるのか気になる方も多いのではないでしょうか。以下では、X広告の課金方式と入札方法を詳しくご紹介します。

写真3

課金方式

X広告は、オークション形式を採用しています。オークション形式は、たとえば広告主が「東京都新宿区にいるユーザー」に対して広告を配信しようとした際に、同じく東京都新宿区にいるユーザーに広告を配信したい競合と競り合い、落札できた場合に広告が配信されます。

オークションでは、入札額だけでなく、広告の魅力やターゲティングしているオーディエンスのサイズ、同じターゲットを狙っている競合の数によっても落札できる広告費が異なり、競争率の高いオーディエンスほど必要な入札額も高くなります。

オークション形式について詳しくは、X広告の以下のページをご確認ください。

参照:X広告の料金|Xビジネス
参照:入札とオークションに関するよくある質問|X ビジネス

入札方法

「広告グループの作成方法」でも挙げたように、X広告の入札方法には、自動入札、目標コスト、上限入札単価、目標顧客獲得単価の4種類があります。それぞれについて詳しくは、次のとおりです。

自動入札

自動入札はX広告で最も人気の入札方法で、できるだけ少ない金額で効果を最大化できるよう、自動的に入札金額が決まります。

広告運用に不慣れな方や、できるだけ運用の負担を減らしたいという方は、自動入札がおすすめです。

目標コスト

目標コストは、インプレッションなどのアクションに対する平均コストを維持します。目標額を下回ることなく1日ごとの平均コストが達成されるよう自動調整される点が特長です。

1日の途中で目標コストを変更した場合は、新しい入札額と、変更前に設定されていた目標コストの最高額の平均が入札されます。

上限入札単価

上限入札単価では、ユーザーからの広告へのアクションに対して、「ここまでの金額なら出せる」という上限を設定することで、その範囲内で入札金額が決まります。

想定よりも多く広告費がかかってしまうリスクを避けられるため、予算オーバーしたくない場合など、広告予算を重視している方におすすめです。

目標顧客獲得単価

目標顧客獲得単価は2025年に実装された入札方法で、1件あたりのコンバージョンに対する獲得単価(CPA)を設定し、その金額に合わせて広告が配信されます。

目標となるCPAが明確な場合は、目標顧客獲得単価を設定することでCPAに沿った広告運用が行えます。

参照:松山歩氏のポスト|X

X広告と相性のよい商材

上記では、X広告の費用の仕組みをご紹介しました。X広告では広告のインプレッションや動画再生、アプリインストールなど目的に合わせてさまざまなコンバージョンを計測できますが、どのような商材がコンバージョンにつながりやすいのか気になる方も多いのではないでしょうか。

Xはリアルタイムで起きている物事を発信するSNSとして活用されており、拡散力に優れているため、話題性をアピールできる商材と相性がよいです。

たとえば、コスメ・ファッション・食品・飲食などの業界での新商品や期間限定キャンペーンなどは、画像や動画を持ちいたクリエイティブとあわせて広告として配信することで、多くのユーザーに最新情報を知ってもらえます。

ほかにも、社会問題を解決する商材や、ユーザーの悩みに寄り添った商材など、共感を生みやすい商材も、拡散により多くのユーザーに魅力をアピールしやすいためおすすめです。

X広告を成功させるためのコツ

ここまで、X広告の出し方や相性のよい商材をご紹介しましたが、実際に運用を始めて成果を得るためにはいくつかのコツを押さえておくことが大切です。X広告を成功させるためのコツは、次のとおりです。

クリエイティブはトレンドを意識する

X広告はリアルタイムでの情報発信力に優れているため、時事性やトレンドを意識したクリエイティブを作ることで、注目を集めやすくなります。

また、広告文には通常のテキストだけでなく、ハッシュタグ(#)を含められます。Xのトレンドに上がっているハッシュタグや人気のハッシュタグを盛り込むことで、ハッシュタグを辿って情報収集しているユーザーにも見てもらえます。

トレンドの変化は激しいため、こまめにX上で注目を集めている話題を確認し、素早くクリエイティブに反映させることが重要です。

複数のクリエイティブを使って配信する

広告を配信する際は、複数パターンのクリエイティブを使ってABテストを行いながら広告を配信しましょう。

作成したクリエイティブがすべてのユーザーに刺さるとは限りません。そのため、できるだけ多様なパターンでテストし、最も反応がよかったクリエイティブへの入札額を増やしたり、似た訴求・デザインで新たなクリエイティブを試したりすることで、広告効果を効率よく高められます。

なお、1つの広告を配信し続けると、ユーザーが「広告疲れ」を起こし、かえって反応が悪くなる可能性があります。複数のクリエイティブを配信したり、季節やイベントごとに異なるクリエイティブの広告を配信することで、ユーザーの広告疲れを防ぎ新鮮な印象を与えられます。

ターゲティング設定を定期的に見直す

X広告を配信する際は、クリエイティブだけでなく、ターゲティング設定が適切であるかも定期的に見直すことで、的確にユーザーを獲得できます。

ユーザーのニーズは、市場のトレンドや季節、社会情勢によっても変化します。自社が現在狙っているユーザーと実際の購買層にギャップが生じている場合は、広告を配信しても興味を持ってもらえない可能性が高いため、ターゲティング設定を修正しましょう。

運用に不安がある場合はプロのサポートを受ける

上記のように、X広告ではクリエイティブやターゲティング設定を意識しながら運用することが重要ですが、「目を引くデザインを作成できない」「ターゲティング設定が正しいかわからない」「自社のリソースで運用を続けられるか心配」など不安に感じることもあるでしょう。

そのようなときは、広告代理店など広告運用の専門業者にアドバイスをもらったり、運用を代行してもらったりすることで、広告の費用対効果を最大化できます。

「広告エラビー」は、現在募集中の広告枠を検索できるポータルサイトですが、広告運用のサポートも実施しています。

広告のデザイン作成や配信手続きなどもお任せいただけるため、「プロのアドバイスがほしい」「最初は専門業者に運用をお願いしたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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X広告を運用する際の注意点

上記では、Xでの広告運用を成功させるためのコツをご紹介しました。X広告では、広告をスムーズに運用し続けるために、いくつかの注意点を押さえておくことをおすすめします。X広告を運用する際の注意点は、次のとおりです。

アクティブなアカウントを用意する

「X広告の出稿前に必要な準備事項」でも挙げたように、X広告を配信するためには、30日間にわたりアクティブなアカウントである必要があります。

アカウントを開設したばかりの場合は、認証バッジを獲得できず広告配信ができないため、あらかじめ企業やブランドのアカウントを作成し、日常的に投稿を続ける必要がある点にご注意ください。

下書きをこまめに保存する

X広告の編集中に画面を閉じてしまうと、編集内容が反映されない可能性があるため注意が必要です。

X広告の編集画面の右下には「下書きを保存」があります。こまめに下書きを保存することで現在の編集状態を保存できるため、予期せぬデータ紛失を防げます。

画面16

引用:X ビジネス

ポリシーの変更がないか確認する

X広告では定期的にポリシーがアップデートされており、ポリシーの変更によりこれまで配信できていた広告が配信できなくなったり、運用効果が低下したりする可能性があります。

このようなポリシーの変更は事前に告知されないまま適用されることもあるため、広告を運用する際はこまめに「X広告ポリシー」を確認し、自社の広告がポリシーに沿っているかを見直しましょう。

X広告では、これまでのポリシーの変更履歴をログとしてサイト上で公開しています。ポリシーの変更履歴を知りたい方は、X広告公式サイトの「X広告ポリシーの更新ログ」をご確認ください。

まとめ

この記事では、X広告とは何かを、出し方や効果測定方法、運用を成功させるためのコツなどとあわせてご紹介しました。

X広告は、事前に30日間にわたりアクティブなアカウントでなければ認証を受けられないなど制限が設けられているため、準備を整えたうえで広告配信に取り組みましょう。

X広告の運用では、入札額を管理したり、クリエイティブを作成したりなどさまざまな作業が発生するため、自社のリソースだけで対応できるか不安な方も多いでしょう。

当社では、X広告の配信準備やクリエイティブ作成を代行可能です。広告運用におけるアドバイスや実施結果からの分析、改善などを一貫して行えるため、リソースを気にせず広告運用ができます。

「X広告に取り組んでみたい」「広告運用の人手がたりない」「X広告の費用対効果を改善したい」といった方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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