日付2026.1.29[最終更新日 2026.1.29]

デイサービス集客に広告は必要?効果的な広告手法と失敗しないポイントを解説

デイサービスの集客が思うように進まず、広告を出すべきか迷っていませんか。どの媒体を選び、何を伝えればよいのか分からず、不安を感じている方も多いはずです。

この記事では、デイサービスに広告が求められる理由から、地域密着型広告の考え方、具体的な広告媒体、伝えるべき内容、注意点までを整理してご紹介します。広告に取り組む際の判断軸が明確になり、無駄な出稿を防ぎながら、成果につながる集客を目指せるようになります。

デイサービスに広告が求められる理由

デイサービスは選択肢が増え、紹介や口コミだけでは利用者が安定しにくい状況が目立ちます。そこで大切になるのが、自事業所の強みを必要な人にきちんと届けることです。まずは広告が必要になった背景を整理し、押さえるべき前提から確認していきましょう。

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競争環境の変化と利用者の選択条件の多様化

日本では高齢化の進行に伴い、デイサービスを含む介護サービス事業所の数が増え続けています。厚生労働省の「令和6(2024)年介護サービス施設・事業所調査の概況」によれば、通所介護(デイサービス)の事業所数は2020年度の35,075箇所から、2025年度には37,264箇所を超えており、利用者にとって選択肢が広がる一方、事業所間の競争は一層激しくなっています。
参照:令和6(2024)年介護サービス施設・事業所調査の概況

また、利用者の求める条件も多様化しており、「近さ」だけでなく、専門的なリハビリ、認知症ケア、レクリエーションの充実度、食事や雰囲気など、重視するポイントは人それぞれです。
広告は、こうした利用者個別の求めている条件に対して自事業所の強みを明確に伝え、比較検討の中で選ばれる理由をつくるために欠かせない手段となっています。

情報収集手段の変化

デイサービスや介護施設を選ぶ際の情報収集手段は、年々変化しています。LIFULL介護の「介護施設入居実態調査2025」によれば、家族・親族が施設を探す方法として「ケアマネージャーに相談」が44.2%で最多である一方、「インターネットで調べた」は35.6%と高い割合を占め、2023年調査から3.9ポイント増加しています。
参照:介護施設入居実態調査2025

この結果から、専門家への相談に加え、自ら情報を調べて比較検討する動きが強まっていることが分かります。今後もスマートフォンの利用拡大や情報量の増加により、インターネットを起点とした事業所選びはさらに進むと考えられます。
そのため、オフラインに加えてオンライン上で分かりやすく情報を伝えることは、利用者や家族に選ばれるための重要な前提となっています。

事業所の認知度向上とブランディングの手段

サービスの質に自信があっても、存在を知られなければ問い合わせは増えません。特に新規開設や、これまで広報に力を入れてこなかった事業所では、まず地域で思い出してもらえる状態をつくることが重要です。
広告は所在地や送迎範囲、提供内容に加え、事業所の雰囲気や考え方まで届けられます。続けて発信するほど、地域の中での安心感や信頼につながりやすくなります。

デイサービスと地域密着型広告は相性がよい理由

ここまで、広告が必要になった背景を整理しましたが、次に重要になるのが、デイサービスに合う広告の形を見極めることです。利用圏が限られる以上、広く届けるより、生活圏の中で確実に見つけてもらう工夫が成果を左右します。以下では、地域密着型広告が強い理由をお伝えします。

地域住民の目に自然と触れる

地域密着型広告の良さは、必要な人に届きやすい点にあります。たとえば市区町村の広報、近隣店舗でのチラシ設置、自治会や高齢者の集まりでの案内、地域イベントへの協賛などは、生活圏の中で自然に目に触れます。加えて、地域の人は顔の見える関係を大切にする傾向があり、地元で継続して活動する事業所ほど安心感を持たれやすくなります。
地域密着型広告は単に宣伝する手段ではなく、地域の一員として信頼を積み重ね、口コミや紹介が生まれやすい状態を整える役割も担います。

事業所から通える距離に住む方が主な対象

デイサービスは、事業所から通える距離に住む方が主な対象になります。利用者のご家族が送迎しやすいか、利用者が住み慣れた場所で過ごせるか、急な体調変化にすぐ対応できるかといった条件が、選ばれる基準になりやすいためです。
さらに、介護は事業所単体で完結しません。医療機関や他事業所、行政、地域の支援者との連携が整うほど、利用者にとって安心できる体制になります。地域に向けて日頃から情報を届けることが、サービスの土台づくりにもつながります。

ケアマネージャーや医療機関との関係を強化する

利用開始の場面では、ケアマネージャーの情報が判断材料になることが多く、医療機関との連携も欠かせません。そこで地域への広報は、利用者だけでなく専門職に向けた周知としても機能します。
見学会を開いて特徴や受け入れ状況を共有したり、地域の連携会議に参加して顔を合わせたりすると、必要なときに相談されやすくなります。こうした関係づくりは短期的な集客だけでなく、継続利用や支援体制の強化にもつながります。
地域密着型広告の価値が分かったところで、次は具体的にどんな広告媒体を選べばよいのかを整理していきます。

デイサービス向けのおすすめ広告媒体

上記では、地域密着型広告がデイサービスと相性が良い理由を確認しました。次に悩みやすいのは、実際にどの媒体を選べばよいかという点です。広告媒体には紙・地域メディア・ネットなど幅があり、目的によって向き不向きも変わります。以下では、代表的な広告媒体をご紹介します。

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自治体広告

自治体広告は、市区町村が発行する広報誌や公式サイト、公共施設内の掲示物などに掲載される広告を指します。行政が関与する媒体であるため、住民からの信頼性が高く、「安心できる事業所」という印象を持ってもらいやすい点が特徴です。
特にデイサービスでは、利用を検討する本人だけでなく家族が情報を見るケースが多く、自治体広報を通じて認知されることが相談や問い合わせのきっかけにつながりやすくなります。商圏が限定される分、無駄打ちが少ない点もメリットです。
自治体広報誌に関するおすすめの広告媒体一覧はこちらからご確認いただけます。

自治体バナーに関するおすすめの広告媒体一覧はこちらからご確認いただけます。

パンフレット・チラシ

パンフレットやチラシは、見学時の手渡しや相談時の説明に使いやすく、対話の流れをつくりやすい媒体です。所在地や送迎範囲、利用条件などを一覧で示せるため、あとから家族が確認しやすい点も強みになります。
配布する場合は、来所者に渡すだけでなく、近隣の病院や地域の集まり、商店など、生活圏で目に入る場所を選ぶことが大切です。内容は、特徴を詰め込みすぎず、連絡先と次の行動を分かりやすく示しましょう。
チラシの反応率を高めるポイントについては、以下の記事からご覧いただけます。
参照:チラシの反応率とは?平均値・計算方法・効果を高めるポイントを紹介

新聞広告

新聞広告は、地域の高齢者やその家族に安定して情報を届けやすい媒体のひとつです。特に地方紙や地域版は、日常的に目を通す読者が多く、生活圏内のサービスとして認識されやすい特徴があります。
デイサービスの場合、直接的な申し込みよりも「存在を知ってもらう」役割が大きく、認知形成に向いています。掲載日やエリアを絞ることで費用を調整しやすく、内覧会や見学会など具体的な案内と組み合わせることで、反応につなげやすくなります。
新聞広告の効果と活用法については、以下の記事からご覧いただけます。
参照:新聞広告の効果と活用方法、測定方法を詳しく紹介

新聞広告に関するおすすめの広告媒体一覧はこちらからご確認いただけます。

雑誌広告

雑誌広告は、特定のテーマや読者層に向けて情報を届けられる点が特徴です。地域情報誌やシニア向け雑誌、生活・健康を扱う媒体は、デイサービスとの親和性が高く、関心のある層に自然に認知してもらいやすくなります。
新聞より保存性が高く、繰り返し目に触れることで信頼感を醸成しやすい点も強みです。すぐに問い合わせを促すというより、「いざ必要になったときに思い出してもらう」役割として活用すると、他の集客施策と組み合わせた際の効果が高まります。
雑誌広告に関するおすすめの広告媒体一覧はこちらからご確認いただけます。

屋外広告

屋外広告は、看板や掲示板などを通じて、日常生活の動線上で繰り返し目に触れさせられる点が強みです。デイサービスの場合、事業所周辺や利用者が多く暮らすエリアに設置することで、「近くにある事業所」として認識されやすくなります。
文字数を詰め込むよりも、サービス名や対象地域、安心感を与える表現に絞ることが効果的です。長期間掲出できるため、即効性よりも継続的な認知づくりを目的とした施策として活用されます。
看板に関するおすすめの広告媒体一覧はこちらからご確認いただけます。

交通広告

交通広告は、電車やバスの車内、駅構内などで掲出され、通勤・通学や通院などの移動中に自然と目に入る媒体です。特に路線バスや地域密着型の鉄道は、高齢者やその家族の利用が多く、デイサービスとの相性も良好です。
短時間で内容を伝える必要があるため、事業所名やエリア、特徴を簡潔にまとめることが重要になります。繰り返し接触することで記憶に残りやすくなり、他の広告施策と組み合わせることで効果を発揮します。
駅・バス停に関するおすすめの広告媒体一覧はこちらからご確認いただけます。

電車・バスに関するおすすめの広告媒体一覧はこちらからご確認いただけます。

ラジオ

ラジオは、日常の習慣として聴いている層に届きやすい媒体です。映像や紙と違い耳だけの情報になるため、事業所名や地域名、連絡先など、覚えやすい要素を繰り返すことが重要です。
放送時間は、聴取が増えやすい朝や夕方を検討し、単発よりも一定期間の継続を前提にすると記憶に残りやすくなります。内容は、安心感が伝わる言葉選びを意識し、見学や相談の案内を最後に添えると行動につながりやすくなります。

フリーペーパー

フリーペーパーは、地域の店舗や公共施設で手に取られやすく、生活圏の中で自然に認知を広げやすい媒体です。医療機関やスーパー、ドラッグストアなど、高齢者や家族が訪れる場所に置かれるものを選ぶと接触の質が上がります。
掲載面では、事業所名と地域名を大きく見せ、送迎範囲や見学の流れを短くまとめると理解されやすくなります。反応を見ながら、置き場所や掲載頻度を調整すると無駄が出にくくなります。
フリーペーパーに関するおすすめの広告媒体一覧はこちらからご確認いただけます。

テレビ

テレビは幅広い層に届く一方、費用が大きくなりやすいため、狙いを明確にして使う必要があります。地域局の枠やケーブルテレビなど、エリアを絞れる媒体であれば、地域密着型の認知づくりとして活用しやすくなります。
内容は、短時間で伝わるように、事業所の特徴を一つに絞り、見学や相談の窓口を分かりやすく示すことが大切です。出稿前に、相談数を増やしたいのか、地域での認知を作りたいのかを決め、目的に合う枠を選びましょう。

利用者のご家族向けのウェブ広告

利用者が高齢者中心だと、ネット広告に迷いを感じる方もいるかもしれません。ただ実際は、情報収集は家族が担うことも多く、検索や地図の利用も一般的です。ここで整理しているウェブ広告は、地域を絞って配信できるため、うまく設計すれば無駄を抑えながら問い合わせを狙えます。

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Googleリスティング広告

Googleの検索結果に表示される広告は、介護サービスを探している人に合わせて出せる点が強みです。地域名と組み合わせた検索は、見学や相談に近い行動として現れやすく、問い合わせにつながりやすくなります。
広告出稿を始める前に、誰に向けるかをしっかり決めることがポイントです。本人向けと家族向けでは、気にする点が異なるため、検索語や広告文も変える必要があります。まずは送迎範囲に合わせて地域を絞り、反応が取れる語句から広げると安定しやすくなります。
リスティング広告に関するおすすめの広告媒体一覧はこちらからご確認いただけます。

Yahoo!リスティング広告

検索広告はGoogleが中心になりやすいものの、Yahoo!の利用者層は比較的高めで、家族世代に届きやすい面があります。そのため、地域や条件によってはYahoo!の方が問い合わせにつながりやすくなる場合もあります。
最初から大きく予算をかけるのではなく、少額で試し、反応の良い検索語や時間帯を見つけることから始めましょう。余裕があればGoogleと併用し、同じ地域・同じ訴求で反応を比べると判断がしやすくなります。結果が良い方へ予算を寄せる運用にすると無駄を抑えられます。

Google/Yahoo!リターゲティング広告

検討期間が長い介護サービスでは、一度サイトを見ただけで決まらないことが多くあります。そこで有効なのが、サイトを訪れた人に対して再度広告を表示し、思い出してもらう配信方法です。これにより、候補から外れにくくなり、比較の土俵に残りやすくなります。
活用する場合は、見学や相談につながるページを用意し、再訪後に迷わない導線を整えることが大切です。画像は情報を詰め込みすぎず、事業所名と安心感が伝わる要素に絞ると印象が残りやすくなります。

LINE広告

LINEは日常的に使う人が多く、家族世代にも届きやすい媒体です。申し込みに直結する広告だけを続けると接触できる層が限られやすいため、認知づくりとして LINE広告を併用すると中長期で反響が安定しやすくなります。
配信では地域を絞り、送迎圏の中で見られる状態を作ることが重要です。また、表示が小さくなる場面もあるため、画像内の文字は最小限にし、見学や相談の入口だけを分かりやすく示すと次の行動につながりやすくなります。
こちら、LINE広告に関する広告が追加されればリンクの設置をお願いします。
ここまで、デイサービスの集客に活用しやすい代表的な広告媒体を見てきました。ただし、広告はあくまで集客手段の一部に過ぎません。実際には、地域との関係づくりや紹介、Webを通じた情報発信など、広告を使わずに利用者や相談につながるケースも多くあります。
広告だけに頼らず、複数の手法を組み合わせて全体の集客導線を整えることが、安定した利用者確保につながります。広告以外の集客手段が気になる方は以下のリンクをクリックしてください。
デイサービスの広告以外の集客方法については、以下の記事からご覧いただけます。
「デイサービスの集客方法を徹底解説|利用者が増えない原因と成功のコツまで網羅」
1月納品の「デイサービス 集客」のページへの内部リンクを設置してください。

デイサービスの広告で伝えるべきポイント

上記では、デイサービス集客に使える広告媒体を整理しました。ただ、媒体選びが適切でも、広告の中身が伝わらなければ問い合わせにはつながりません。ここでは、利用者と利用者のご家族が安心して検討できるように、広告で伝えるべきポイントを整理します。

利用者や利用者のご家族が知りたい情報を載せる

広告は作り手の言いたいことより、選ぶ側が知りたい通いやすさ、利用条件、職員体制、定員、費用の目安といった比較の軸になりやすい情報を優先して整える必要があります。
さらに、本人と家族では重視点がずれることもあります。家族はアクセスや送迎を気にしやすい一方で、本人は環境の落ち着きや過ごし方を大切にする場合があります。まずは想定する利用者像を決め、判断材料になる項目を漏れなく載せることが反響を増やす土台になります。

強みを明確にする

比較される場面では、特徴が曖昧だと印象に残りにくくなります。そこで、強みは一つか二つに絞り、誰に向くのかまでセットで示すことが大切です。
専門スタッフがいるなら、どのような支援が期待できるのかまで言葉にしましょう。また、プログラムが特徴なら、内容と狙いを短く説明、送迎や個別対応が強みなら、対応できる範囲や柔軟さを具体的に書くといったイメージです。
強みが明確になるほど、合う人からの問い合わせが増え、ミスマッチも減らせます。

利用者の声を載せる

デイサービスの利用は、利用者本人にとって心理的な抵抗が出やすいテーマです。だからこそ、実際に通っている人の感想は安心材料として強く働きます。運動が習慣になった、食事が楽しみ、職員が丁寧に見てくれるといった言葉は、利用後のイメージを具体的にするのでできるだけ詳しく紹介すると良いでしょう。
声の集め方は、簡単なアンケートや聞き取りで十分です。文章は整えすぎず、本人の言葉に近い形で載せる方が伝わりやすくなります。写真が難しい場合は、雰囲気が伝わるイメージ画像でも補えます。

連絡先を見つけやすくする

広告は読まれた瞬間に行動へつなげる設計が欠かせません。そのため、連絡先は見つけやすい位置に置き、電話番号と受付時間を分かりやすく示します。ホームページがある場合はURLだけでななく、スマートフォンで読み取りやすいQRコードを付けると移動が減り、問い合わせが増えやすくなります。

利用時間と利用可能日を明記する

検討している家族は、仕事や家庭の予定と合わせて通所を考えるため、曜日と時間が曖昧だと選ばれにくくなります。営業日、利用時間、半日利用の可否、送迎の目安などは、広告内で分かる形にしておくと親切です。
月曜日から土曜日の利用、日曜日は休み、午前から夕方まで、送迎は朝と夕方に対応といった情報があるだけで、生活に組み込めるかの想像がしやすくなります。

利用料金を明記する

料金は不安になりやすい項目であり、曖昧だと問い合わせ前に離脱されやすくなります。一方で介護保険の仕組みは複雑になりがちなので、広告では細かく書きすぎず、目安を分かりやすく示すことが重要です。
自己負担の目安を要介護度ごとに簡単に出し、昼食代やおやつ代の有無、追加サービスがある場合は料金の考え方を添えると全体像が見えやすくなるので、家族は検討を進めやすくなります。

事業所の所在地とアクセス情報を載せる

デイサービスは生活圏で選ばれるため、場所が分からない広告は検討対象から外れやすくなります。住所、電話番号、地図への導線は必ず載せ、送迎の有無と範囲も合わせて示しましょう。
送迎無料の対応エリアが書かれているだけで、検討対象になりえるかを即判断できます。また、来所見学を想定するなら、目印になる建物や最寄りの停留所などを一言添えるのも効果的です。

デイサービスの広告掲載する時の注意点

上記では、広告で伝えるべき内容を整理しました。最後に広告掲載する時に躓きやすい注意点をお伝えします。小さな見落としでも、反響が出ないだけでなく信頼を損ねる原因になるので、ぜひご確認ください。

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根拠のない表現や誤解を招く書き方は避ける

デイサービスの広告は、伝え方に自由がある一方で、根拠のない表現や誤解を招く書き方は避ける必要があります。
介護保険法に基づく厚生労働省令の「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」第34条によれば、「指定訪問介護事業者は、指定訪問介護事業所について広告をする場合においては、その内容が虚偽又は誇大なものであってはならない。」と定められているので、設備や職員体制、実績に関する記載は、事実に基づき正確に示しましょう。
迷いが出た場合は、判断を先送りにせず、確認できる窓口へ相談することが安全です。

参照:指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準

保健所に相談

広告の文言に不安が残るときは、保健所へ相談できる体制を作っておくと安心です。特に、数字の見せ方や強い言い切り表現は、意図せず誤解を生みやすくなります。そこで、掲載予定の文面やデザイン案を手元に置いたうえで、どの表現が問題になり得るのかを具体的に確認しましょう。
事前に相談しておけば、修正が必要になった場合も早い段階で手を打てます。結果として、出稿後の差し戻しやクレームのリスクを減らし、安心して広報活動を進められます。

広告代理店に相談

相談先が必要なときは、介護領域の知見がある広告代理店に頼る方法もあります。広告は、言葉選びだけでなく、見せ方や導線の作り方で反響が大きく変わります。そのため、規制に配慮しながら伝わる表現に整えるには、制作の経験がある担当者の視点が役立ちます。
まずは現状の課題や目標を共有し、広告文やデザインの案を見てもらいましょう。必要であれば、そのまま制作や運用まで任せることで、確認作業の負担も減り、成果につながる形に整えやすくなります。

不動産関係のチラシを間違われないようにする

紙の広告では、手に取られずに捨てられること自体が大きな損失になります。事業所の外観写真を大きく載せると、不動産の広告と勘違いされやすいため注意が必要です。
利用者と職員が関わる様子、活動風景、リハビリや食事の場面などを入れると、何の案内かが一目で伝わります。あわせて、デイサービスであること、見学や体験の案内であることを目立つ位置に置きましょう。誤解を防げると、必要な人に情報が届き、反響の土台が整います。

投資対効果を最大化する予算配分

反響を出すには、見やすさや安心感を意識したデザインが欠かせません。ただし、作り込みに偏ると費用が膨らみ、継続出稿が難しくなることがあります。紙媒体かウェブか、配布や掲載の方法、制作の外注範囲によって費用は大きく変わるため、先に上限を決めておくことが大切です。
見積もりを取り、どこに費用がかかるのかを把握したうえで、必要な部分にだけ投資しましょう。無理のない予算設計ができると、改善を重ねながら長く運用できます。

まとめ

この記事では、デイサービスに広告が求められる背景から、地域密着型広告の強み、活用できる広告媒体の種類、広告で伝えるべき内容、そして運用時の注意点までを一連の流れでご紹介しました。
デイサービスの集客では、ただ広告を出すだけでは成果につながりません。利用圏や検討プロセスを踏まえ、地域との関係性を意識した媒体選びと、信頼を積み重ねる情報発信が重要になります。さらに、伝え方や表現への配慮を怠らず、無理のない予算で継続的に取り組むことが、安定した反響を生む土台になります。
デイサービスの広告を検討する際には、「どの媒体が自分たちの地域・状況に合っているのか」を整理することが欠かせません。広告エラビーでは、デイサービスをはじめとした地域密着型事業者向けに、エリア・媒体・ターゲットごとに広告媒体を整理して紹介しています。自事業所の状況に近い事例や媒体を比較しながら検討できるため、広告選びの判断材料として活用いただけます。
広告を「出すかどうか」ではなく、「どこに、どのように出すか」を考える第一歩として、ぜひ参考にしてみてください。

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