日付2025.12.15[最終更新日 2025.12.15]

広告とは?企業が得られるメリットやマーケティングを成功させるポイントを紹介

「自社や自社で提供する商品やサービスをもっと多くの人に知ってほしいが、広告を出すか迷う」「広告出稿が気になっているけれど、コストもかかるし具体的なメリットが知りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

広告は、自社の商品やサービスの販促以外にも、自社の知名度向上・ブランディングといった目的で出稿され、Webやテレビ、雑誌、SNS、チラシなどさまざまな媒体でユーザーのもとへ届けられます。

この記事では、広告とは何かを、主な広告の種類や広告によって企業・ユーザーそれぞれで得られるメリット、広告出稿を成功させるために押さえておくべきポイントなどとあわせて詳しくご紹介します。

「広告の出稿先の探し方がわからない」という方におすすめな、広告媒体の検索・比較サービスについてもご紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

広告とは

広告とは、不特定多数のユーザーに向けて、自社や商品・サービスの情報を広告媒体を通じて届けるマーケティング手法の一つです。

広告はWebやSNS、テレビCM、新聞、看板などさまざまな媒体に掲載でき、出稿する際に費用が発生するのが一般的です。

最近では、WebやSNS、スマートフォンなどが普及したことで、ユーザーは膨大な情報の中から自分に合う商品やサービスを検討します。このとき、広告がWeb上や街中で出稿されることによってユーザーから認知されたり、購買意欲を高めやすくなったりします。

そのため、情報化社会ともいわれる現代において、広告は自社の商品・サービスを売り込むうえで欠かせない存在ともいえるでしょう。

広告とPR・ダイレクトマーケティングの違い

マーケティングでは、広告のほかにもPR(Public Relations)やダイレクトマーケティングといった手法も挙げられ、これらは似た手法として捉えられがちですが、厳密には意味合いが異なります。

PRは、メディアやインフルエンサーに紹介を依頼し、企業や商品・サービスの評判や認知度の向上や、口コミ・記事化、話題化を狙って行われることが多いですが、広告は自社で広告枠を購入したうえで、ターゲットとして設定した範囲内でアプローチを行う点が異なります。

また、ダイレクトマーケティングは個々のユーザーに直接働きかけるマーケティング手法のことを指しますが、広告はターゲットとして設定したユーザー属性の範囲内で不特定多数にアプローチする点が大きな違いです。

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企業が広告を出す目的

上記のとおり、広告は企業が企業がマーケティングをするうえで重要な役割を果たしますが、企業はどのような狙いで広告を出稿するのでしょうか。企業が広告を出す主な目的は、以下のとおりです。

自社の商品やサービスの認知度・売上向上

商品やサービスを多くの人に知ってもらい、購入してもらうためには、ただ商品やサービスをリリースするだけでなく、宣伝が欠かせません。

このとき、Webサイトやメディアなどの媒体の枠を利用して広告を出稿することで、ユーザーが自社の商品やサービスを目にする機会が増え、認知度や購買意欲を高められるため、売上向上につながります。

企業の認知度やイメージの向上

広告は、商品やサービスの販促だけでなく企業そのものの認知度やイメージを高める際にも有効です。広告によって自社や自社のブランドについて知る人が増えることで、ファンの獲得にもつながります。

ファンを継続的に獲得できることで、「この会社が出しているなら買おう」と、特定の商品やサービス以外のものにも関心を抱く顧客が増え、安定して自社の商品・サービスの売上を伸ばせるようになるでしょう。

広告の種類

ここまでご紹介したように、広告は自社の商品やサービスの販促や自社の認知度・イメージ向上といった目的で利用されることが多いですが、どのようなかたちでユーザーのもとに届けられるのでしょうか。ここでは、主な広告の種類をご紹介します。

Web広告

Web広告は、Webサイトや検索結果など、インターネットを通じてWeb上で配信される広告を指し、検索内容に合わせて広告を表示するリスティング広告、Webサイト上に埋め込まれるディスプレイ広告、動画形式で配信される動画広告などが挙げられます。

特に、Web広告は年々市場が拡大しており、総務省の「令和6年版 情報通信白書」によると、今後もWeb広告の需要が高まることが予想されています。

図1 引用:令和6年版 情報通信白書|総務省
特徴 Web上に配信する広告
メリット
  • 少ない予算でも配信できる
  • 検索結果やWebサイトなどさまざまな場所に広告を設置できる
デメリット 必ず自社の広告が表示されるわけではなく、競合に埋もれる可能性がある

SNS広告

SNS広告は、上記でご紹介したWeb広告に含まれる広告の一つで、XやInstagram、LINEといったSNS上で配信される広告を指します。

総務省の「令和6年版 情報通信白書」によると、SNSを利用するユーザーは年々増加していることがわかります。

図2 引用:令和6年版 情報通信白書|総務省

検索エンジンだけでなく、SNSを利用する頻度も増えている現代においては、SNSに広告を配信して、自社の商品やサービスを知ってもらう機会を増やすことも有効といえるでしょう。

特徴 XやInstagram、LINE、Facebook、TikTokといったSNSに配信する広告
メリット
  • SNSの媒体ごとに特徴や利用者層が異なるため、商品やサービスに合わせて相性のよい媒体を選びやすい
  • 画像や動画、テキストを組み合わせて訴求できる
デメリット 拡散されやすく、炎上リスクがある

マス広告

マス広告は、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4大メディアに掲載される広告を指し、大衆(マス)に発信されることから、マス広告と呼ばれています。

これらの媒体は老若男女を問わず日常的に触れる機会の多いメディアであり、自社の商品やサービスを大多数のユーザーに認知してもらうことが期待できます。

特徴 テレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4大メディアに掲載される広告
メリット
  • ターゲットを設定せずとも、多くのユーザーに商品やサービスを知ってもらいやすい
  • シニア層など、Webの利用頻度が低いユーザーにもアプローチしやすい
デメリット 費用が高額になりやすく、効果測定がしづらいため費用対効果を実感しにくい
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セールスプロモーション(SP)広告

セールスプロモーション広告とは、Web広告やマス広告に当てはまらない広告を指し、電車やバス内に広告を掲載する交通広告や、折り込みチラシ、DM、屋外の看板や壁に広告を掲載する屋外広告などが挙げられます。

セールスプロモーション広告は、「〇〇駅を利用するユーザーに向けて屋外広告を出す」「〇〇区の主婦に向けてDMを配布する」など、ターゲットに合わせて広告の種類や出稿場所を設定しやすい点が特長です。

特徴 Web広告やマス広告には含まれない広告
メリット
  • ユーザーの通勤・通学時に繰り返し見たり、広告が手元に残ったりすることで、記憶に残りやすい
  • 特定のターゲットにアプローチしやすい
デメリット Web広告やマス広告に比べて、リーチできる人数が限られる
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自治体広告

自治体広告とは、市区町村といった自治体が持つ媒体に出稿できる広告を指します。

媒体にもさまざまな種類があり、自治体が発行する広報誌や冊子、自治体ホームページのバナーなど、アナログ・デジタルを問わず広告を出稿できます。

特に、地域住民をターゲットにした商品やサービスを扱っている企業におすすめの広告です。

特徴 自治体が持つ媒体に出稿できる広告
メリット
  • 地域住民にアプローチできる
  • 比較的安価で広告を出稿できる
デメリット 自治体が設けている掲載基準に満たない場合、広告を掲載できない

ここまでご紹介したように、広告ではWeb広告に含まれるリスティング広告やディスプレイ広告、セールスプロモーション広告に含まれる交通広告や折り込みチラシといったように、より細かい種類に分類できます。

各種広告を出稿できる媒体をまとめた一覧は、以下の記事からご覧いただけます。

企業が広告を出稿するメリット

ここまで、主な広告の種類をご紹介しました。このように、多様な媒体で出稿できる広告は、企業にとってさまざまなメリットをもたらします。

「企業が広告を出す目的」でも挙げたように、自社の商品やサービスの売上向上、企業の認知度・イメージといった目的を果たせるのはもちろん、広告を出稿することで、ユーザーが競合の商品と自社の商品で迷っている際に、広告の訴求によって自社を選んでもらえる可能性があることもメリットとして挙げられます。

また、継続的に広告を出稿することで、「競合の製品と迷っていたけれど、広告で繰り返し名前を見たことがあるからこの企業のものを選ぼう」と、認知度から商品を手に取ってもらえる機会も増えるでしょう。

ユーザーが広告を見るメリット

広告がもたらすメリットは、企業だけでなくユーザー側にもあり、広告によって、ユーザーは購入する商品探しや他社との比較検討が容易になります。

また、SNSやブログによる口コミは、商品やサービスを検討するうえで役立ちますが、個人による感想であるため、必ずしも正確な情報であるとは限りません。広告は企業が自ら発信しているため、機能や使用することでの効果などを正しく把握できるでしょう。

なお、広告によっては、他社の商品と自社の商品を比較した表・グラフなどを掲載しているものもあるため、広告を閲覧することで比較検討が容易になることもあります。

広告運用を成功させる方法

上記のように、広告の出稿は、企業にとってもユーザーにとってもさまざまなメリットがありますが、このような効果を得るためには適切に広告を運用する必要があります。

広告運用を成功させる方法は、以下のとおりです。

広告を出稿する目的やターゲットを明確にする

広告を出稿する前に、まずは広告をどのような目的で出すのか、どのようなターゲットに向けて配信するのかを明確にします。

各広告媒体には、「若年層の利用者が多い」「購買意欲の高いユーザーに見つけてもらいやすい」など特徴が異なるため、広告を出稿する目的やターゲットがあいまいなままだと適切な広告媒体を選べず、効果を実感できない可能性があります。

「自社商品の認知度を上げたい」「主婦層に向けて配信したい」など、あらかじめ広告を出稿する目的やターゲットを明確にしたうえで、広告媒体の選択に進みましょう。

目的やターゲットに沿った広告媒体を選ぶ

広告を出稿する目的やターゲットが明確になったら、それらに合う広告媒体を選びましょう。

例えば、「具体的なターゲットは定めていないが、とにかく自社の商品を知ってほしい」という場合はマス広告が、「地域住民に自社の存在を知ってほしい」という場合は自治体広告が適しています。

なお、広告媒体によって必要となる広告費も大きく異なるため、目的やターゲットとあわせて、予算に合う媒体であるかも確認しておくと安心です。

トリプルメディアを活用しながら運用する

実際に広告を運用する際は、トリプルメディアを活用して運用するのがおすすめです。トリプルメディアとは、「オウンドメディア」「アーンドメディア」「ペイドメディア」の3つのメディアの総称を指します。

オウンドメディアは自社で運用するメディア(自社サイト、ブログなど)、アーンドメディアはユーザーが発信するメディア(ユーザーの個人ブログ、SNS、口コミサイトなど)、ペイドメディアは費用を支払って広告出稿できるメディア(Web広告、マス広告など)を指し、本記事内で挙げた広告はペイドメディアに当てはまります。

メディアの種類 内容
オウンドメディア 自社で運用するメディア 自社サイト、ブログなど
アーンドメディア ユーザーが発信するメディア ユーザーの個人ブログ、SNS、口コミサイトなど
ペイドメディア 費用を支払って広告出稿できるメディア Web広告、マス広告など

上記のように、ペイドメディア以外にも広告・宣伝効果を発揮できるメディアにはさまざまなものがあるため、ペイドメディアのみに頼らず、自社サイトやブログ、SNSなども活用しながらユーザーにアプローチすることで、広告の費用対効果を最大化できるでしょう。

定期的に効果測定を行い改善を重ねる

広告は出稿したまま放置するのではなく、どのくらい効果があったか定期的に効果測定や分析をすることが重要です。

Web広告の場合は、各媒体で広告がどのくらい表示されてクリックされたか・どのくらいの広告費が発生したかなどを確認できるため、これらの成果をこまめに確認し、成果の出ている広告の訴求に沿った広告のパターンを増やしたり、成果が出ていない広告の配信を止めたりするなど改善を重ねましょう。

マス広告など効果測定がしづらい広告媒体の場合は、広告の出稿後に自社への問い合わせやサイトへのアクセスが増えたかなど、間接的に効果を発揮しているかを確認するとよいでしょう。

広告をどこに出稿したらよいかわからない場合は「広告エラビー」がおすすめ

この記事では、広告とは何かを、出稿する目的や主な広告の種類、出稿によるメリットなどとあわせてご紹介しました。

広告は、企業が自社の商品やサービス、ブランドなどの認知度を高めたり、売上拡大を狙ううえで効果的な手法の一つであり、ユーザーが商品やサービスを比較検討するのを助ける役割も持ちます。

広告を出稿する際には適切な媒体選びが重要ですが、「どこに出稿すればよいかわからない」「どうやって探したらよいかわからない」という方も多いでしょう。

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