日付2026.1.23[最終更新日 2026.1.23]

専門学校のおすすめ集客方法は?事前に確認すべきことや成功のポイントを紹介

「自校の学生を増やしたいが、競合に流れてしまう」「専門学校での集客方法は、何が最適かわからない」と悩んでいる学校も多いのではないでしょうか。

専門学校では、他校に学生が流れてしまわないよう集客をより強化していくことが大切ですが、やみくもに施策に取り組んでも、思うような効果は得られません。

この記事では、専門学校での集客が重要な理由や事前に確認しておきたいこと、集客の手順、オフライン・オンラインでの集客方法、集客を成功させるためのポイントをご紹介します。

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専門学校での集客が重要な理由

専門学校では、従来に比べて集客が重要視されており、各校でさまざまな施策に取り組み受験生や生徒数を増やす動きが見られます。

このように、専門学校で集客が重要視される背景には、以下のような傾向があります。

専門学校よりも大学の進学率が伸びている

まず、進学先として専門学校よりも大学を選ぶ学生が増えていることが理由の一つです。

文部科学省の「令和6年度学校基本調査」によると、大学全体の在学者数は前年度より4200人増えて過去最多となっている一方で、専門学校の在学者数は前年度より2900人増加と、大学よりも増加幅は小さくなっています。

参照:令和6年度学校基本調査 確定値について|文部科学省

最近では、専門学校で扱うような専門的な内容が学べる大学も増えており、専門学校で1つの学問に特化して学ぶのではなく、大学で専門的な内容も学びつつ、そのほかの学問も広く学ぶ進路を選ぶ学生が増えていると考えられます。

少子化が進み学生の総数が減っている

2つ目に、日本では少子化が進んでおり、学生になりうるターゲットの人口が減っていることが挙げられます。

総務省統計局の「人口推計」によると、日本の総人口は減少傾向にあり、15歳未満および15~64歳の人口も前年同月に比べ減少していることから、専門学校の学生の対象となるターゲットそのものの数が減りつつあるといえます。

参照:人口推計(2025年(令和7年)7月確定値、2025年(令和7年)12月概算値) (2025年12月19日公表)|総務省統計局

これにより、少ないターゲットを競合と取り合うことになるため、より集客を強化し、競合に流れないようアプローチする必要があります。

専門学校の集客をする前に確認しておきたいこと

上記のとおり、専門学校では集客の重要性が増していますが、いきなり集客に取り組むのではなく、始める前にいくつか確認事項をまとめておくことで、自校の求めるターゲットに魅力を伝えやすくなります。

専門学校の集客をする前に確認しておきたいことは、次のとおりです。

自校の魅力が何か

自校の魅力がどこにあるのかをまとめておくことで、集客時に訴求しやすくなります。

「校舎が新しい」「日本で唯一⚪︎⚪︎が学べる」「大手企業への就職実績が豊富」など、自校の魅力が何かを洗い出したうえで、何が最もターゲットに刺さりやすいか、どのような方法でアプローチすればよいかを考えます。

他校よりも優れている点はどこか

上記で洗い出した魅力の中から、他校よりも優れている点があるか確認します。自校よりも知名度が高い学校や、規模の大きな学校と同じ訴求をしても埋もれてしまうため、他校にはない強みを見つけることが重要です。

このような競合との差別化ポイントを集客時に強調することで、「この学校なら自分の学びたいことが学べそう」「この学校なら楽しく通えそう」といったように、ターゲットの志望度を高めやすくなります。

どのような学生に入学してほしいか

訴求内容とあわせて、ターゲット像を明確にすることも重要です。

「⚪︎⚪︎の分野に興味がある学生」など大まかに決めるのではなく、「⚪︎⚪︎の職業に就くために⚪︎⚪︎分野を学びたい学生」「⚪︎⚪︎の資格を取って就職するため、大学よりも専門学校に興味がある学生」のように、ターゲット의興味関心やバックグラウンドを掘り下げることで、よりターゲットに刺さる訴求がしやすくなります。

ターゲットを明確にする際は、架空の人物像を設定してターゲット像を分析できる「ペルソナ」を作成するのもおすすめです。

専門学校の集客の手順

上記では、専門学校で集客する前に確認しておきたいことをご紹介しました。これらの要素を踏まえて、実際に集客を進める際は、以下のような手順に沿って行います。

1.どのような集客を行うか戦略を立てる

まずはターゲット像に沿って、どのように集客を行えばよいか広報戦略を立てます。

例えば、都心部にキャンパスを構える学校の場合は、進学を機に地方から上京する学生も多いため、インターネットを用いて広告を出稿したり、オンライン説明会を実施したりして遠方の学生にも自校を知ってもらえるような集客方法を行う、といった戦略が立てられます。

このように、学校の立地やターゲットの生活習慣、よく利用するSNSや情報収集の媒体などを分析したうえで、最もリーチしやすい集客方法や訴求内容を洗い出すことが重要です。

2.集客方法を決める

どのように集客を進めるか方向性が定まったら、具体的な集客方法を検討します。

例えば、オンラインを中心に集客をするといっても、ホームページやSNS、Web広告など、さまざまな方法が挙げられ、それぞれアプローチできる層や範囲、実施にかかるコストなどが異なるため、注意が必要です。

そのため、やみくもに集客方法を決めるのではなく、自校で集客する目的やターゲット、予算に合う特徴を持つ施策を選ぶことで、高い費用対効果を実現できます。

3.ホームページやSNSなどのメディアを作り込む

集客方法を検討するのとあわせて、自校のホームページやSNSを充実させておくことをおすすめします。最近では、インターネットを用いて検索しながら情報収集する保護者や学生も多いため、学校のホームページを見て志望校を決めるケースも少なくありません。

明光義塾調べ 「高校生の志望校選びに関する実態調査」によると、「高校生が志望校を選ぶ際の主な情報収集方法(n=850、複数回答方式)」として、大学のホームページを約半数の47.3%、SNSを30.2%の学生が利用していることがわかり、専門学校においても同様の傾向が見られることがうかがえます。

参照:高校生の志望校選びに関する実態調査|株式会社明光ネットワークジャパン

このような結果から、情報収集段階の保護者や学生が、「学習できる内容には興味があるけれどホームページが古く信用できない」「SNSが更新されておらずどのような学校かわかりづらい」と避けてしまわないよう、ホームページのデザインを見直したり、SNSの投稿を充実させておくことが重要です。

4.資料請求・オープンキャンパス・学校説明会へ促す

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ホームページやSNSを作り込むにあたって、資料請求やオープンキャンパス、学校説明会への申し込みを促せるようCTA(Call To Action)を設置します。

CTAとは、問い合わせや資料請求、予約など、ユーザーの具体的な行動につながるよう促すWebサイト上の要素を指します。

CTAはボタンやバナーの形式で設置されることが多く、目立つように置いたり、思わずクリックしたくなる文言を添えたりすることで、ターゲットの行動喚起が可能です。

CTAはページ内に1つだけでなく、ページ内容が見づらくならない程度に複数設置することで、クリックされる確率を高められます。

5.資料請求・申し込みフォームを改善する

CTAをクリックされたとしても、そのまま申し込みにつながらなければ集客は失敗に終わります。

特に、フォームの入力項目が複雑だったり、入力必須項目が多すぎたりすると、「入力が面倒」「時間のあるときに入力しよう」とページから離脱してしまう恐れがあります。

「CTAはクリックされるのに、申し込み完了までつながらない」といった状態を防げるよう、申し込みフォームの内容も常に見直し、必要最小限の入力で申し込み完了まで進めるよう工夫することが大切です。

専門学校のオフラインでの集客方法

上記では、専門学校で集客する際の基本的な手順をご紹介しました。手順内の「2.集客方法を決める」でも触れたように、集客方法にはオフライン・オンラインともにさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なるため、自校の目的やターゲットに合わせて施策を選ぶことが大切です。

まずは、専門学校のオフラインでの主な集客方法をご紹介します。

チラシ

学校の情報を掲載したチラシを配布する方法が挙げられます。チラシは、1枚の用紙に学校の写真や紹介文、オープンキャンパス・説明会情報などをコンパクトにまとめられるため、必要な情報をターゲットへ簡潔に伝えられます。

チラシは、学校周辺で手配りする以外にも、地域の施設などに設置して自由に取ってもらったり、各家庭のポストへ投函したりすることでも配布可能です。

チラシに関するおすすめの広告媒体は、こちらからご確認いただけます。

看板・のぼり旗

看板やのぼり旗を人通りの多い道路沿いや、学校の周辺に設置することで、学校の存在をアピールできます。

特に、学校が奥まった場所にあったり、大通りから離れた場所にあったりする場合は、看板やのぼり旗を置くことで、学校の前を偶然通りかかった人以外にもアプローチできるため、効果を実感しやすいです。

看板に関するおすすめの広告媒体は、こちらからご確認いただけます。

交通広告

交通広告は、駅構内や電車・バスなどの車内に掲示できる広告です。

駅や交通機関は日々多くのユーザーが利用するため、学校の最寄駅や最寄駅を走る交通機関に広告を掲載することで、ターゲットに自校の存在をアピールできるとともに、興味を持ってもらいやすくなります。

なお、交通機関の種類や掲載場所、掲載期間によって広告費が変動しやすいため、場合によっては広告費が高額になることもあります。

交通広告に関するおすすめの広告媒体は、こちらからご確認いただけます。

折込

折込は、新聞や広報誌などに挟んで配布できる広告です。新聞の購読者や広報誌を手に取るユーザーに対して広告を届けられるため、ターゲット以外のユーザーにも広く自校の情報を伝えられます。

ただし、新聞は若年層よりも高齢層のほうが購読者が多かったり、自治体の広報誌は特定の地域の住民にのみリーチできたりするなど、媒体によって特徴が異なるため、ターゲットに合わせて適切な媒体を見極めることが重要です。

折込に関するおすすめの広告媒体は、こちらからご確認いただけます。

フリーペーパー

フリーペーパーでは、地域のイベント情報や求人情報、暮らしに関する情報などをまとめた冊子に自校の広告を掲載できます。

フリーペーパーは地域の施設で配布されたり、地域内の各家庭のポストへ投函されるため、学校のある地域の住民に絞ってアプローチしたい場合、特におすすめです。

フリーペーパーは基本的に複数社の広告が掲載され、それらの掲載費をもとに刊行されるため、一般的に自校が単独でチラシを配布するよりもコストを抑えやすい点が特長です。

フリーペーパーに関するおすすめの広告媒体は、こちらからご確認いただけます。

専門学校のオンラインでの集客方法

ここまで、専門学校でのオフラインの集客方法をご紹介しました。「専門学校の集客の手順」でも触れたように、最近ではターゲットが志望校を検討する際に学校のホームページを閲覧することから、情報収集にインターネットを利用する機会も多いことがうかがえます。

そのため、専門学校で集客を行う際は、オフラインだけでなく、以下のようなオンラインの集客方法を取り入れるのもおすすめです。

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ホームページのSEO

「専門学校の集客の手順」では、ホームページの内容を充実させたり、わかりやすく内容がまとめられているデザインのホームページを制作することについて述べましたが、SEO対策(検索エンジン最適化)を実施することも大切です。

SEO対策に取り組むことで、自校のホームページが検索結果の上位に表示されるため、多くのユーザーの目に留まりやすくなり、アクセス数の増加も期待できます。

ただし、SEO対策の中には専門的な知識やスキルが求められる施策もあるため、まずは定期的にホームページ内のコンテンツを更新したり、ターゲットとなるユーザーが気になりそうな情報をまとめたブログを作成したりするなど、取り組みやすいものから始めることをおすすめします。

SNS運用

ホームページ運用とあわせて、SNSで情報発信するのも効果的です。SNSでは、ユーザーが拡散することで注目を集めやすくなり、ターゲット以外のユーザーにも広く自校の投稿を届けられます。

SNSには、XやInstagram、Facebook、TikTokなどさまざまな種類があり、それぞれメインとなる投稿コンテンツ(文章や画像、動画)や、利用するユーザー層が大きく異なります。

SNSを使ってどのような情報を誰に届けたいのかを明確にしたうえでSNS媒体を選ぶことで、ターゲットにリーチしやすくなるだけでなく、拡散も狙いやすくなります。

SNS広告

上記で挙げたようなXやInstagram、Facebook、TikTokといったSNSには、通常の投稿だけでなく広告も掲載できます。

これらのSNS広告は、ユーザーの通常の投稿に混ざって表示されるため、自然に広告を表示できる点が特長です。

また、ユーザーの興味関心や地域、年齢、ユーザーがフォローしているアカウントなど、ターゲットを絞った広告配信も可能なため、オフラインの集客方法よりも効率良く、自校で狙うターゲットへ広告を届けられます。

学生に向けて配信したいのか、保護者に向けて配信したいのかによっても相性のよい媒体や刺さりやすい広告は異なるため、あらかじめターゲット像を明確にしておくことが重要です。

SNS広告に関するおすすめの広告媒体は、こちらからご確認いただけます。

Web広告

Web広告は、インターネットを利用して配信される広告の総称で、上記のSNS広告もWeb広告の一種です。

Web広告には、検索結果に表示されるリスティング広告や、Webサイト上に表示されるディスプレイ広告、YouTubeなどの動画配信サービスで表示される動画広告など、さまざまな種類があります。

例えば、リスティング広告では「⚪︎⚪︎(分野名) 専門学校」「⚪︎⚪︎市 専門学校」といったキーワードで検索したユーザーに広告を配信でき、動画広告では文章や画像では伝わらない校舎の雰囲気や学生へのインタビューなどを動画形式で配信できるため、ターゲットへのアプローチの幅を広げられます。

Web広告に関するおすすめの広告媒体は、こちらからご確認いただけます。

そのほかのオフライン・オンラインでの広告媒体は、以下の記事でご紹介しています。

専門学校の集客を成功させるために押さえておきたいポイント

ここまで、専門学校でおすすめのオフライン・オンラインでの集客方法をご紹介しました。このような集客方法に取り組む際は、ただ実施するだけでなく、以下のようなポイントも押さえつつ改善を重ねることで、成功につながりやすくなります。

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生徒や保護者、卒業生からの口コミを活用する

集客を行う際は、ただ自校の魅力を自校の目線で紹介するだけではなく、実際に学校に通う生徒や保護者、卒業生からの口コミやインタビューを掲載し、第三者目線での魅力を伝えてもらうことで、説得力を高められます。

集客施策に取り組むのとあわせて、在校生や保護者、卒業生の口コミをホームページやSNSに掲載するために、アンケートやインタビューなどを実施することをおすすめします。

卒業後の就職実績・キャリアパスを明示する

ターゲットとなる学生や保護者は、学校で学べる内容だけでなく、「将来どのような進路に進む子が多いのか」「どのような企業に就職できるのか」「どのような職業になれるのか」など、生徒の就職実績やキャリアパスも重視します。

特に、ホームページやSNSを運用する際は、就職実績や具体的なキャリアパスを明示することで、「この学校に入れば希望する業界に就職できそう」など、信頼感を抱いてもらえます。

なお、就職実績を掲載する際は、より入学後や就職活動時のイメージがしやすくなるように、ただ就職率を載せるだけでなく、具体的な企業名まで掲載するのがおすすめです。

オンライン・オフライン施策の両方に取り組む

集客に取り組む際は、オンライン・オフライン両方の施策を行うことが大切です。

例えば、オンラインの施策のみ取り組んだ場合は、幅広いターゲットにアプローチできるものの、学校周辺の地域住民にはアプローチしづらく、学校の存在に気づいてもらえない可能性があります。

このように、オフライン・オンライン集客のどちらかのみに注力してしまうと、働きかけられるターゲットに偏りが生じてしまうため、オフライン・オンラインの両方を活用して集客することをおすすめします。

集客施策の分類 主な手法
オフライン施策
  • チラシ・折込
  • 看板・のぼり旗
  • 交通広告
オンライン施策
  • ホームページSEO
  • SNS運用・SNS広告
  • Web広告(リスティング・ディスプレイ等)

まとめ

この記事では、専門学校での集客が重要な理由や事前に確認しておきたいこと、集客の手順、オフライン・オンラインでの集客方法、集客を成功させるためのポイントをご紹介しました。

最近では、大学への進学率も伸びているため、ターゲットが競合に流れてしまわないよう、オフライン・オンラインの施策に並行して取り組みながら自校ならではの魅力を伝えることが大切です。

記事内でご紹介した交通広告やWeb広告など、広告媒体にはさまざまな種類があり、「どれを選べばよいかわからない」「自校に合う媒体が判断できない」と悩むケースも少なくありません。

このような場合は、広告媒体を条件別に検索できるポータルサイト「広告エラビー」がおすすめです。

広告エラビーでは、媒体探しだけでなくプロによる広告運用のサポートも受けられるため、初めて広告出稿を検討する学校でも安心して相談できます。自校の集客を強化したい方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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