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広告改善ガイド計画する

広告とは何か
広告費は、コストではなく投資

動画の長さ:約4分、約3〜4分 / 最終確認日:2026年10月16日

広告という言葉は身近ですが、広報や販促との違いを説明しようとすると、意外と難しいものです。このページでは、広告の役割を基本から整理し、広告費を出したら終わりのコストではなく、回収を考える投資として見る方法をご紹介します。

動画で要点をご紹介しています。音が出せない環境では、字幕をオンにしてご覧ください。くわしい内容は、このページの文章でご確認いただけます。

広告は、お金を払って伝える場所を借りること

広告とは、会社やお店が、お金を払って、伝える場所を借りることです。新聞や広報誌の紙面、テレビの時間、Webやスマートフォンの画面など、人の目に触れる場所を、媒体と呼びます。広告主は、媒体の一部を買い、商品やサービス、会社の名前、求人などを載せます。

場所を自分で買うので、伝えたいことを、伝えたい時期に出せるのが、広告の大きな特長です。

誰が会社やお店、団体などの広告主
どこで新聞、広報誌、テレビ、Web、SNSなどの媒体
何を商品やサービス、会社の名前、求人など
なぜ知ってもらい、選んでもらうため

場所を自分で買うから、伝えたいことを、伝えたい時期に出せる

広告・広報・販促・マーケティングの違い

広告とよく似た言葉に、広報、販促、マーケティングがあります。広報は、新聞やテレビにニュースとして取り上げてもらう活動です。費用はかかりませんが、載るかどうかは相手が決めます。販促は、販売促進の略です。店頭の案内やクーポンなど、買う直前のひと押しを指します。

マーケティングは、売れる仕組みづくりの全体です。誰に、何を、いくらで、どう届けるかを考えます。広告は、そのマーケティングの中の、一つの手段だと考えると分かりやすくなります。

広告お金を払って媒体の枠に載せる。内容と時期を自分で決められる
広報ニュースとして取り上げてもらう。費用はかからないが、載るかどうかは相手しだい
販促店頭の案内やクーポンなど、買う直前のひと押し
マーケティング誰に、何を、いくらで、どう届けるかを考える、売れる仕組みづくりの全体

広告は、マーケティングの中の一つの手段

気づいてから選ぶまでを、後押しする

では、広告は何をしてくれるのでしょうか。お客様は、商品を知ってから買うまでに、いくつかの段階を通ります。まず、会社や商品があることに気づきます。次に、自分に関係がありそうだと、興味を持ちます。

そして、ほかと比べて選び、最後に、電話や来店などの行動をします。広告の役割は、この流れのどこかを後押しすることです。どの段階を後押ししたいかによって、合う媒体も、伝え方も変わります。

  1. 知ってもらう会社や商品があることに、気づいてもらう
  2. 興味を持ってもらう自分に関係がある、と感じてもらう
  3. 比べて選んでもらうほかとの違いや、安心できる理由を伝える
  4. 動いてもらう電話、来店、申込みの方法を分かりやすく示す

どの段階を後押ししたいかで、合う媒体と表現が変わる

お客様の心の流れについては、お客様が買うまでの心の流れで、くわしくご紹介しています。

広告は、入り口をつくる仕事

ここで、大切な考え方を一つお伝えします。広告だけで、商品が売れるわけではありません。広告を見た人は、ホームページで確かめたり、電話で問い合わせたりします。そこで不安が残ると、せっかくの関心が離れてしまいます。

広告は、お客様との出会いの入り口をつくる仕事です。入り口の先までそろえることで、はじめて成果につながります。

広告だけで、売れるわけではない

商品の良さ、ホームページ、電話の応対までがそろって、はじめて成果になる

広告と、ホームページやSNSの役割の分け方は、広告とホームページ・SNSの役割分担をご覧ください。

まとめ(前半)

  1. 広告は、お金を払って伝える場所を借りること
  2. 広報、販促とは違い、広告は内容と時期を自分で決められる
  3. 広告は入り口。ホームページや応対までそろえて成果になる

動画で要点をご紹介しています。音が出せない環境では、字幕をオンにしてご覧ください。くわしい内容は、このページの文章でご確認いただけます。

コストと見るか、投資と見るか

広告費を、出ていくだけのコストと考えると、できるだけ安く済ませたい、という気持ちが強くなります。出したら終わりになり、効果も、なんとなくの感覚で判断しがちです。一方、投資と考えると、いくら使って、いくら戻ってくるかを考えます。

結果を測って次に活かし、続けるか、やめるかを、数字で決められるようになります。

コストと考えると投資と考えると
できるだけ安く済ませたいいくら使って、いくら戻るかを考える
出したら終わり結果を測って、次に活かす
効果は、なんとなくの感覚で判断続けるか、やめるかを数字で決める

見ておきたい3つの数字

投資として考えるために、見ておきたい数字が3つあります。1つ目は、1件あたりの費用です。広告費を、問い合わせや来店の数で割った金額です。2つ目は、成約の割合です。問い合わせのうち、どのくらいが契約や購入になったかです。

3つ目は、1件の利益です。お客様が繰り返し利用してくださる商品なら、続く取引も含めて考えます。この3つがそろうと、広告費が回収できているかが分かります。

  1. 1件あたりの費用広告費を、問い合わせや来店の数で割った金額
  2. 成約の割合問い合わせのうち、契約や購入になった割合
  3. 1件の利益1回の取引の利益。続く取引があれば、それも含めて考える

この3つで、広告費が回収できているかが分かる

1回の広告で、数字を当てはめてみる

例で考えてみましょう。数字は、説明のための例です。10万円の広告で、問い合わせが20件あったとします。1件あたりの費用は、5千円です。そのうち4件が契約になりました。成約の割合は、2割です。

1件の利益が5万円なら、利益は合わせて20万円です。10万円の広告費は、回収できたことになります。このように数字を並べると、広告を続けるか、内容を変えるかを、落ち着いて判断できます。

広告費10万円
問い合わせ20件 1件あたりの費用は5千円
契約4件 問い合わせの2割
利益1件5万円なら、合わせて20万円

数字は説明のための例です。業種や商品によって大きく変わります

すぐに数字に出ない広告もある

ただし、すぐに数字に出ない広告もあります。会社の名前を覚えてもらうための広告は、見た人が必要になったときに思い出してもらうものです。効果が出るまでに、時間がかかります。そのため、1回の結果だけで判断せず、続けて見ることが大切です。

広告を出す前に、何の数字を、どのくらいの期間で見るかを決めておきましょう。

1回で判断せず、続けて見る

名前を覚えてもらう広告は、効果が出るまでに時間がかかる。目的に合わせて、見る数字と期間を決めておく

まとめ(後半)

  1. 広告費は、いくら使って、いくら戻るかで考える
  2. 1件あたりの費用、成約の割合、1件の利益の3つを見る
  3. 目的に合わせて、見る数字と期間を先に決めておく

数字が分からないときは、ここから始める

今の広告で、何件の問い合わせがあったかが分からないことは、珍しくありません。まずは、次の広告から、問い合わせのたびに、何を見て知ったかを伺うことから始めてみてください。

電話を受けた方がひと言たずねて、紙に記録するだけでも、広告ごとの反響が見えてきます。くわしい測り方は、広告の効果の測り方でご紹介しています。

よくある質問

小さな会社やお店でも、広告は必要ですか。

紹介や口コミだけで十分にお客様が来ている場合は、急いで広告を出す必要はありません。新しいお客様を増やしたい、新しいサービスを知ってもらいたい、人を採用したい、といった目的があるときに、広告が役に立ちます。まず目的を決めてから、広告が必要かどうかを考えるのがおすすめです。

広告費は、売上の何割くらいが目安ですか。

業種や目的、会社の成長の段階によって大きく違うため、一律の目安はお伝えしにくいのが実情です。このページでご紹介した3つの数字から、回収できる金額を考えると、無理のないご予算が見えてきます。

効果が分からない広告は、やめたほうがいいですか。

すぐにやめる前に、効果を測れる状態になっているかを確かめてください。問い合わせのときに何を見たかを伺う、広告ごとに電話番号やページを分ける、といった工夫で、効果が見えるようになることがあります。

広告のお悩み、一緒に考えます

目的とご予算を伺い、媒体選びからデザイン、効果の確かめ方までご提案します。今の広告物の無料簡易診断も承ります。

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