応募者の個人情報の扱い
履歴書や応募フォームには、応募者の大切な個人情報が書かれています。集める情報や、保管の方法には、法律や国の指針で決められていることがあります。このページでは、応募者の個人情報の扱いの基本をご紹介します。
動画で要点をご紹介しています。音が出せない環境では、字幕をオンにしてご覧ください。くわしい内容は、このページの文章でご確認いただけます。
集めてよい情報と、避ける情報
応募者から集める情報は、採用に必要な範囲に限ります。名前や連絡先、経歴や資格、働き方の希望などは、採用に必要な情報です。一方で、原則として集めてはいけない情報があります。本籍や出生地、家族のこと、思想や宗教、労働組合への加入の状況などです。
職業安定法と、国の指針で決められています。
| 採用に必要な情報 | 原則として集めない情報 |
|---|---|
| 名前、連絡先 | 本籍、出生地、家族のこと |
| 経歴、資格、仕事に関わる経験 | 思想、信条、宗教 |
| 働き方の希望 | 労働組合への加入の状況 |
応募の入口で伝えること
応募の入口では、個人情報をどう扱うかを伝えます。採用の選考と連絡のために使う、という使う目的。誰が管理し、誰が見るか。
そして、自分の情報について問い合わせる先です。応募フォームの近くに、分かりやすく載せましょう。
| 使う目的 | 採用の選考と連絡のために使うこと |
|---|---|
| 管理する人 | 誰が管理し、誰が見るか |
| 問い合わせ先 | 自分の情報について問い合わせる先 |
保管と、不採用の人の書類
集めた情報は、鍵のかかる場所や、見られる人を限ったデータで保管します。保管の期間を会社として決め、過ぎたら消します。不採用の人の書類は、返すか、責任を持って処分するかを決めて、応募者に伝えておきます。
応募の管理を外の会社に任せる場合は、その会社の扱いも確かめましょう。
| 保管の方法 | 鍵のかかる場所、見られる人を限ったデータ |
|---|---|
| 保管の期間 | 会社として期間を決め、過ぎたら消す |
| 不採用の人 | 書類を返すか、責任を持って処分するかを決めて伝える |
| 外の会社 | 応募の管理を外の会社に任せるなら、扱いを確かめる |
まとめ
- 採用に必要な情報だけを集める
- 使う目的、管理する人、問い合わせ先を伝える
- 保管の方法と期間、不採用の人の書類の扱いを決める
よくある質問
応募フォームに、生年月日の欄を入れてもいいですか。
年齢によって応募を制限することは原則として禁止されているため、選考に必要がなければ、最初の応募の段階では聞かないほうが安心です。入社の手続きの段階で確かめる方法もあります。
応募書類は、どのくらいの期間保管すればいいですか。
法律で一律に決まった期間はありませんが、会社として期間を決め、応募者に伝えておくことが大切です。必要がなくなった情報は、速やかに消すのが基本です。
参考にした情報
法令や指針は改正されることがあります。実際の求人と選考では、最新の情報を労働局やハローワークなどでご確認ください。
欲しい人と採用の時期を伺い、求人媒体の選び方から、求人原稿、採用ページまでご提案します。
