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自治体の広報の委託の仕様書の書き方

最終確認日:2026年10月21日

仕様書は、委託先とのあいだで、何をどこまで頼むかを決める大切な書類です。書きもれがあると、あとで追加の費用や行き違いが起きやすくなります。このページでは、広報の委託の仕様書に書いておきたい項目をご紹介します。

仕様書に書いておきたい項目 前半

仕様書に書いておきたい項目の、前半の4つです。1つ目は、何のために誰に届けるか、という目的と対象です。2つ目は、企画から報告まで、どこまでを頼むかという業務の範囲です。

3つ目は、大きさやページ数、部数、データの形式などの成果物です。4つ目は、着手、確認、納品の時期です。

1 目的と対象何のために、誰に届けるか
2 業務の範囲企画、取材、制作、印刷、配信、報告のどこまでか
3 成果物大きさ、ページ数、部数、本数、データの形式
4 スケジュール着手、確認、納品の時期

仕様書に書いておきたい項目 後半

後半の4つです。5つ目は、確認の回数と、直しの範囲です。6つ目は、Web広告などの結果を、どのくらいの頻度で、何を報告するかです。

7つ目は、著作権の扱いや、写真や素材の使い方です。8つ目は、アクセシビリティや表記の決まり、個人情報の扱いなどの、品質の基準です。

5 確認と直し確認の回数と、直しの範囲
6 報告Web広告などの結果の報告の頻度と項目
7 権利著作権の扱い、写真や素材の使い方
8 品質の基準アクセシビリティ、表記の決まり、個人情報の扱い

よくある書きもれ

よくある書きもれです。印刷物のデザインを、ホームページやSNSにも使いたい、というほかの使い方。次の年度に職員が内容を直して使いたい、という修正の権利。

納品物の元のデータを受け取りたい、という要望。そして、Web広告の配信費と、運用の手数料の分け方です。

ほかの使い方印刷物のデザインを、ホームページやSNSにも使いたい
修正の権利次の年度に、職員が内容を直して使いたい
元のデータ納品物の元のデータを、受け取りたい
Web広告の費用広告の配信費と、運用の手数料の分け方

決めきれないことは、提案で比べる

仕様書では、目的や成果物、権利、報告などの条件を、細かく決めます。一方で、伝え方や表現まで細かく決めすぎると、提案の工夫が生かせません。条件は細かく、表現は提案で比べる、という分け方を考えましょう。

目的と条件は細かく、表現は提案に任せる

目的、成果物、権利、報告などの条件は細かく決め、伝え方や表現は提案で比べると、よい案が集まりやすい

まとめ

  1. 目的と対象、範囲、成果物、スケジュールを書く
  2. 確認と直し、報告、権利、品質の基準も書く
  3. ほかの使い方、修正、元のデータ、Web広告の費用の書きもれに注意

仕様書のチェックリスト

このガイドのセルフチェックでも、委託の準備で確かめたい項目をまとめています。権利の書き方は委託した制作物の著作権、アクセシビリティはウェブアクセシビリティをご覧ください。

よくある質問

仕様書の案を、事業者に相談してもよいですか。

一般的な考え方や相場を聞くことは、仕様を考える助けになります。ただし、特定の事業者に有利な仕様にならないよう、所属する自治体の規程や、公平性への配慮に沿って進めてください。

成果物の数が、あとで増えることがあります。

増える可能性がある場合は、追加の単価や、変更の手続きを仕様書や契約で決めておくと、あとで困りにくくなります。

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