自治体の広告事業の運用と審査
広告事業は、始めたあとの運用が大切です。毎号の締め切りと審査、住民からの問い合わせへの対応を、無理なく続けられる形にしておく必要があります。このページでは、毎号の流れと審査の進め方をご紹介します。
毎号の運用の流れ
毎号の運用は、4つの流れで進みます。まず、締め切りまでに、広告主の申込みを受けます。次に、原稿を受け取り、掲載基準に沿って確かめます。
そして、紙面に配置して校正し、発行のあとに掲載料を請求します。
- 募集と申込み締め切りまでに、広告主の申込みを受ける
- 原稿と審査原稿を受け取り、基準に沿って確かめる
- 入稿と校正紙面に配置し、広告の位置と内容を確かめる
- 発行と請求発行し、掲載料を請求する。掲載された紙面を広告主に知らせる
審査で確かめること
審査で確かめることは、5つです。広告主が実在し、連絡先がはっきりしているか。基準で載せない業種に当たらないか。誇大な表現や、誤解を招く表現、自治体がすすめているように見える表現がないか。
業種ごとの法律の決まりに沿っているか。そして、写真やイラストの権利と画質です。
| 広告主 | 実在し、連絡先がはっきりしているか。税の滞納などの条件 |
|---|---|
| 業種 | 基準で載せない業種に当たらないか |
| 表現 | 誇大、誤解、自治体の推奨に見える表現がないか |
| 法令 | 業種ごとの法律の決まりに沿っているか |
| 素材 | 写真やイラストの権利と、画質 |
判断に迷ったときの進め方
判断に迷ったときは、3つの手順で進めます。まず、基準のどの項目に当たりそうかを書き出します。次に、表現を直せば載せられるかを考え、広告主に相談します。
それでも迷うときは、審査会や決められた担当者で判断し、その記録を残しておきます。
- 根拠を確かめる基準のどの項目に当たりそうかを書き出す
- 直せるかを考える表現を直せば載せられるかを、広告主に相談する
- 決める場で判断する審査会や決められた担当者で判断し、記録を残す
住民からの問い合わせと、振り返り
住民からの問い合わせへの対応と、振り返りも決めておきます。広告の内容への問い合わせは、広告主か広告事業者が対応する形にしておくと、職員の負担を抑えられます。問い合わせの内容は記録し、年に一度、収入や枠の埋まり方、審査で迷った例とあわせて振り返りましょう。
| 問い合わせの窓口 | 広告の内容への問い合わせは、広告主か広告事業者が対応する |
|---|---|
| 記録を残す | 問い合わせや苦情の内容を記録し、基準の見直しに使う |
| 年に一度の振り返り | 収入、枠の埋まり方、審査で迷った例を見直す |
まとめ
- 募集、審査、入稿と校正、発行と請求の流れで進める
- 広告主、業種、表現、法令、素材の5つを確かめる
- 迷ったときの判断の手順と記録、年に一度の振り返り
担当職員の方の声
当社に広告事業を委託している自治体の担当職員の方からは、「広告主の選定から入稿データの作成まで一括して行ってもらえ、企業からの問い合わせにも対応してもらえるため、広告以外の業務に専念できるようになりました」といった声をいただいています(導入実績・事例)。
よくある質問
審査には、どのくらいの日数を見込めばよいですか。
媒体の締め切りと、庁内の確認の手順によります。直しが入ることを見込んで、申込みの締め切りから発行までの間に、審査と直しの期間を確保しておくのが安心です。
掲載後に、広告の内容に問題が見つかったら、どうしますか。
要綱で、掲載の取消しや、広告主の責任を定めておくのが一般的です。事実を確かめたうえで、次の号からの取扱いや、必要な対応を決めます。
