自治体の広告事業の進め方の3つの型
広告事業の進め方は、一つではありません。自治体が直接広告主を募るか、広告事業者に枠を任せるか、冊子の制作費を広告でまかなうか。このページでは、3つの型の仕組みと、職員の負担や収入の安定のちがいをご紹介します。
広告事業の進め方の3つの型
広告事業の進め方には、主に3つの型があります。1つ目は、自治体の担当課が、直接広告主を募る型です。2つ目は、広告枠を広告事業者に任せ、事業者が広告主を募る型です。
3つ目は、事業者が冊子を制作し、その費用を広告の掲載料でまかなう型です。
| 1 自治体が直接募集する | 担当課が広告主を募り、審査し、掲載料を受け取る |
|---|---|
| 2 広告事業者に任せる | 広告枠を事業者に任せ、事業者が広告主を募る |
| 3 冊子を広告でつくる | 事業者が冊子を制作し、制作費を広告の掲載料でまかなう |
直接募集と、広告事業者に任せる形
自治体が直接募集する形では、掲載料がそのまま歳入になります。その代わり、募集から請求までを職員が行い、広告が集まらない枠は空いたままになります。広告事業者に任せる形では、事業者からの納付金などが歳入になります。募集や問い合わせ、一次審査を事業者が行うため、職員の負担を抑えられます。事業者が枠を買い取る形なら、収入を見通しやすくなります。
| 自治体が直接募集する | 広告事業者に任せる |
|---|---|
| 掲載料がそのまま歳入になる | 事業者からの納付金などが歳入になる |
| 募集、問い合わせ、審査、請求を職員が行う | 募集や問い合わせ、一次審査を事業者が行う |
| 広告が集まらない枠は、空いたままになる | 枠の買取りなど、収入を見通しやすい形もある |
広告事業者に任せる形の例
広告事業者に任せる形には、いくつかの例があります。事業者が広告枠を一定の額で買い取り、広告主を募る形。事業者が広告主を募り、いただいた掲載料の一部を自治体に納める形です。
事業者は、入札や公募型プロポーザルなどで選ぶことが多くなっています。
| 枠の買取り | 事業者が広告枠を一定の額で買い取り、広告主を募る |
|---|---|
| 掲載料の一部を納付 | 事業者が広告主を募り、掲載料の一部を自治体に納める |
| 事業者の選び方 | 入札や公募型プロポーザルなどで選ぶことが多い |
型を選ぶときの3つの観点
型を選ぶときは、3つの観点で考えます。1つ目は、募集や問い合わせに、職員がどこまで時間をかけられるかです。2つ目は、毎年の歳入を、どのくらい見通したいかです。
3つ目は、広報誌だけにするか、ホームページや冊子もまとめるか、という媒体の数と性質です。
- 職員の体制募集や問い合わせに、どこまで時間をかけられるか
- 収入の見通し毎年の歳入を、どのくらい見通したいか
- 媒体の数と性質広報誌だけか、ホームページや冊子もまとめるか
まとめ
- 直接募集、広告事業者に任せる、冊子を広告でつくるの3つの型
- 任せる形には、枠の買取りや掲載料の一部の納付がある
- 職員の体制、収入の見通し、媒体の数で型を選ぶ
型を組み合わせることもできる
たとえば、広報誌は広告事業者に任せ、ホームページのバナーは自治体が直接募集する、という組み合わせもあります。媒体ごとに、職員の負担と収入のバランスで考えてみてください。当社のご提案の形は、自治体職員の方向けのよくある質問の「契約の形」でもご紹介しています。
よくある質問
枠の買取りの形では、広告が集まらなかったときはどうなりますか。
枠を買い取った事業者が、広告が集まらなかったときの負担を負う形が一般的です。そのため、事業者は地域の事業者とのつながりや、営業の体制をもとに金額を提案します。具体的な条件は、契約の内容によります。
直接募集から、広告事業者に任せる形に変えられますか。
変えられます。今の要綱や基準、契約の期間を確かめたうえで、次の年度からの切り替えを計画するのが一般的です。
