自治体の広告事業とは
自治体の広告事業は、広報誌やホームページ、封筒などの資産を広告媒体として使い、広告の掲載料で自主財源を確保する取り組みです。このページでは、広告事業の目的と、始めるときに決めること、よくある心配への考え方をご紹介します。
広告事業の主な目的
広告事業の目的は、主に3つです。1つ目は、自主財源の確保です。広告の掲載料を、広報誌の発行などの費用にあてます。2つ目は、地域の経済のためです。地域の事業者の情報を、住民に届ける機会になります。
3つ目は、住民へのサービスです。暮らしに役立つお店やサービスを、知ってもらえます。たとえば盛岡市の要綱では、自主財源の確保と、市民サービスの向上、地域経済の活性化を目的に挙げています。
| 自主財源の確保 | 広告の掲載料を、広報誌の発行などの費用にあてる |
|---|---|
| 地域の経済のため | 地域の事業者の情報を、住民に届ける機会になる |
| 住民へのサービス | 暮らしに役立つお店やサービスを、知ってもらう |
目的の書き方は自治体ごとに違う。例は盛岡市広告掲載要綱 第2
広告を載せられる主な資産
広告を載せられる主な資産です。広報誌の紙面の枠や、ホームページのバナーの枠が、よく使われています。ほかにも、窓口で渡す封筒、公用車の車体、庁舎や施設のモニターなどがあります。
子育てガイドのように、冊子の制作費を広告でまかなう方法もあります。
| 広報誌 | 紙面の下の段や、裏表紙などの枠 |
|---|---|
| ホームページ | トップページなどのバナーの枠 |
| 封筒や窓口 | 窓口で渡す封筒、案内の用紙など |
| 公用車や施設 | 車体、庁舎や施設の壁面、モニターなど |
| 冊子 | 子育てガイドなど、広告で制作費をまかなう冊子 |
始めるときに決める4つのこと
始めるときに決めることは、4つです。まず、どの媒体に広告を載せるかです。次に、要綱と掲載基準で、どんな広告を載せられるかを決めます。
そして、自治体が直接広告主を募るか、広告事業者に任せるかという進め方と、枠の大きさや料金を決めます。
- どの媒体に載せるか発行部数や配り方、見る人を踏まえて選ぶ
- どの決まりで載せるか要綱と掲載基準で、載せられる広告を決める
- どう進めるか自治体が直接募集するか、広告事業者に任せるか
- いくらで載せるか枠の大きさ、数、料金を決める
よくある心配と、考え方
よくある心配にも、考え方があります。住民の信頼を損なわないかという心配には、掲載基準と審査で、載せる広告を確かめることで応えます。職員の負担が増えないかという心配には、募集や審査の一部を、広告事業者に任せる方法があります。
自治体がすすめていると誤解されないよう、そうした表現を基準で禁じている自治体も多くあります。
| 住民の信頼を損なわないか | 掲載基準と審査で、載せる広告を確かめる |
|---|---|
| 職員の負担が増えないか | 募集や審査の一部を、広告事業者に任せる方法がある |
| 自治体のすすめと誤解されないか | 誤解させる表現を、基準で禁じる |
まとめ
- 広告事業は、資産を広告媒体にして自主財源を確保する取り組み
- 媒体、決まり、進め方、料金の4つを決めて始める
- 基準と審査で、公の媒体としての信頼を守る
当社の取り組み
当社は、全国の自治体の広報誌やホームページ、冊子、公用車などの広告事業をお手伝いしています。取り扱っている媒体は取扱媒体の一覧で、担当職員の方の声は導入実績・事例でご覧いただけます。
よくある質問
広告事業を始めるのに、条例は必要ですか。
多くの自治体は、要綱や基準、要領などで広告事業の決まりを定めています。どの形で定めるかは、自治体の規程や方針によります。他の自治体の例を参考に、庁内でご確認ください。
小さな町でも、広告は集まりますか。
部数が少なくても、地域の事業者にとっては、地元の住民に届く貴重な媒体です。枠の大きさや料金を地域の事業者に合わせることで、広告が集まりやすくなります。
