ホームページ改善ガイド|ご相談の前に
保守・運用で、
何をしてもらえるのか
毎月の保守費用を払っていても、何をしてもらっているのか分からない、ということは少なくありません。保守と運用の違いと、契約書や請求書で確かめたい10の項目をまとめました。今の契約を見直すときや、新しく頼むときにお使いください。
約3分の動画で要点をご紹介しています。音が出せない環境では、字幕をオンにしてご覧ください。くわしい内容は、このページの文章でご確認いただけます。
よくある状況
- 毎月払っているが、何をしてもらっているのか分からない
- 文章の差し替えを頼んだら、別料金と言われた
- ドメインの更新期限が近いという連絡が、自社に来ない
- 制作会社と連絡が取りにくくなってきた
保守と運用の違い
ホームページの公開後の作業は、大きく「保守」と「運用」に分けられます。
| 保守 | 運用 | |
|---|---|---|
| ひと言で | サイトを守る作業 | サイトを育てる作業 |
| 主な作業 | ドメイン・サーバーの契約管理、表示の監視、バックアップ、管理画面やプラグインの更新、不具合の対応 | 文章や写真の差し替え、お知らせの投稿、アクセスの分析、改善の提案 |
| 止まると | 安全面が弱くなり、ある日表示されなくなることがある | 情報が古くなり、見る人に伝わりにくくなる |
「保守」という名前の契約でも、どの作業が含まれるかは契約によって違います。名前ではなく、作業の中身で確かめることが大切です。
保守契約で確かめたい10の項目
契約書や見積書を手元に置いて、次の10の項目を確かめてみてください。
1ドメインとサーバーの名義、更新期限
誰の名義になっているか。更新期限を誰が管理し、いつ知らせが来るか。
なぜ大切か:期限が切れると、サイトとメールが止まります。名義によっては、解約や移管のときに手続きが必要です。
2バックアップ
どのくらいの頻度で取っているか。実際にもとに戻せるか。
なぜ大切か:不具合や改ざんがあったとき、戻せる状態があるかで影響が変わります。
3管理画面やプラグインの更新
誰が、どのくらいの頻度で更新しているか。
なぜ大切か:古いままの部品は、安全面の弱点になりやすいとされています。
4表示の監視
サイトが表示されなくなったときに、気づく仕組みがあるか。
なぜ大切か:気づくのが遅れると、その間の問い合わせを逃すことがあります。
5不具合のときの対応
どこまで対応してもらえるか。連絡の方法と流れ。
なぜ大切か:改ざんからの復旧などが、範囲に入っていないこともあります。
6文章や写真の差し替え
契約に含まれるか。回数や時間の上限と、超えたときの扱い。
なぜ大切か:「保守」という名前でも、更新作業が含まれない契約があります。
7報告
作業の報告や、アクセスの報告があるか。
なぜ大切か:報告があれば、何をしてもらっているかを社内で確かめられます。
8ログイン情報
管理画面、サーバー、ドメインのログイン情報を、自社でも控えているか。
なぜ大切か:制作会社と連絡が取れなくなったときに、手がかりになります。
9契約期間と解約の条件
最低の契約期間と、解約を何か月前までに伝えるか。
なぜ大切か:見直しや乗り換えの時期を決めるときに必要です。
10解約するときに受け取れるもの
サイトのデータ、ログイン情報、ドメインの移管に必要な情報。他の会社で直すときの権利の扱い。
なぜ大切か:受け取れるものと権利の扱いで、解約後に自由に直せるかが変わります。
確かめ方
まず、手元の書類で確かめます。
| 手がかり | 分かること |
|---|---|
| 契約書・見積書 | 作業の範囲、契約期間、解約の条件 |
| 請求書 | どの作業に費用を払っているか(項目の名前) |
| 作業報告のメール | 実際に行われている作業と、その頻度 |
書類で分からないことは、今の制作会社や管理会社に質問します。角を立てずに聞くための例です。
- ドメインとサーバーの名義と、次の更新日を教えていただけますか。
- 直近のバックアップは、いつ取得されていますか。もとに戻す場合の流れも教えてください。
- 管理画面やプラグインの更新は、どのくらいの頻度で行っていただいていますか。
- 文章や写真の差し替えは、今の契約の範囲に含まれていますか。
- 管理画面のログイン情報を、当社でも控えておきたいので、共有していただけますか。
- 解約する場合の手続きと、お渡しいただけるものを教えてください。
答えてもらった内容は、メールなど記録に残る形で受け取り、契約書と一緒に保管しておくと安心です。
よくある行き違い
次のような行き違いは、契約の前に範囲を確かめておくことで防ぎやすくなります。
- 「保守」に、文章や写真の差し替えも含まれていると思っていた
- 改ざんされたあとの復旧が、保守の範囲に入っていなかった
- ドメインの名義が制作会社になっていて、解約のときに移管の手続きが必要になった
- 解約したあと、他の会社でサイトを直すには、権利の扱いを確かめる必要があった
契約の内容や権利の扱いは、契約ごとに異なります。判断に迷う場合は、契約書を確かめたうえで、契約先や専門家にご相談ください。
見直しの進め方
- 確かめる:10の項目で、今の契約の内容を確かめる
- 整理する:足りないことと、使っていないことを分ける
- 決める:今の会社に相談して内容を変えるか、乗り換えるかを決める
乗り換える場合は、ホームページの引き継ぎガイドで、確かめておきたい情報と進め方をご紹介しています。
ウィットの保守・運用
ウィットでは、サイトを守る「保守」と、育てる「運用」を、必要な分だけお選びいただけます。
| プラン | 主な内容 |
|---|---|
| ライト | 保守のみ。契約管理、表示の監視、バックアップ(月1回) |
| スタンダード | ライトの内容に加えて、更新代行(月2回まで) |
| ビジネス | 更新代行(月4時間)、お知らせの投稿代行(月4本)、アクセス解析のレポート |
| グロース | ビジネスの内容に加えて、改善のご提案と定例の打ち合わせ、新しいページの制作(月1本) |
プランは、よく使われる作業を組み合わせたものです。必要な作業だけを選んでお申し込みいただくこともできます。料金は、保守・運用の料金欄をご覧ください。
ご契約の前にご説明していること
- ドメインやサーバーの名義の扱い
- 保守契約のお客様には、ドメインとサーバーの更新期限の1か月前にお知らせします
- 最低契約期間は6か月です。解約のご連絡は、1か月前までにお願いしています
- 解約のときは、サイトのデータ一式、管理画面のアカウント、ドメインの移管に必要な情報をお渡しします
- ウィットが作ったサイトの著作権は当社に残り、お客様には期限なく、自社での修正を含めてご利用いただけます。解約後に他の制作会社でサイトを直す場合は、著作権の有償での譲渡が必要です
- 不具合のときのご連絡の方法と、対応の流れ
他の制作会社が作ったサイトの保守もお受けしています。引き受ける前に、制作部門がサイトの内側を確かめる事前調査(有料)を行います。くわしくは料金欄をご覧ください。
今の保守契約の内容を、一緒に確かめます
10の項目のうち分からないものがあれば、ご相談ください。外から確かめられることは、無料の簡易診断でもお伝えします。
- 制作・管理したサイト80件以上
- 全国対応
- お打ち合わせはオンライン
よくある質問
保守費用の相場は、どのくらいですか。
保守に含まれる作業の範囲によって大きく変わります。金額だけで比べず、10の項目のどれが含まれているかをそろえて比べることをおすすめします。費用の考え方は「ホームページ制作の費用と、見積書の見方」のページでもご紹介しています。
自社で更新している場合も、保守は必要ですか。
文章の更新と、保守の作業は別のものです。管理画面やプラグインの更新、バックアップ、ドメインとサーバーの期限の管理は、文章を自社で更新している場合も必要になることがあります。
今の制作会社との契約の途中で、内容を変えられますか。
契約の内容によります。まずは10の項目で今の範囲を確かめ、足りないことや使っていないことを、今の会社に相談してみてください。
他の制作会社が作ったサイトの保守だけを、頼めますか。
お受けしています。引き受ける前に、制作部門がサイトの内側を確かめる事前調査(有料)を行い、引き受けられるか、先に必要な作業があるかをご報告します。
ウィットに乗り換える場合、今の会社との手続きはどうなりますか。
今の会社とのご解約の手続きは、お客様から行っていただきます。必要な情報の引き継ぎも、お客様を通じて進めます。確かめておきたい情報は、引き継ぎガイドでご紹介しています。
