ホームページ改善ガイド 13|安全面

御社の名前で詐欺メールが送られる?:なりすまし対策

このページでは、御社の名前をかたった詐欺メール(なりすましメール)を防ぐための設定について解説します。設定がない場合に誰が被害を受けるのか、対策の考え方がわかります。

動画の長さ:約3分 / 最終確認日:2026年10月12日

音が出せない環境では、字幕をオンにしてご覧ください。動画の内容は、このページの文章でもご確認いただけます。

この動画の要点

  1. なりすましメールは、取引先やお客様を狙う
  2. SPFとDMARCで、送信元を証明できる
  3. 設定は段階的に行い、届いた報告で確かめる

こんな状態なら、当てはまるかもしれません

  • 自社のドメインでメールを送っているが、SPFやDMARCを知らない
  • 取引先から「御社名のあやしいメールが届いた」と言われたことがある
  • 送ったメールが、相手の迷惑メールに入ってしまうことがある
  • メールの設定を、誰が管理しているか分からない

ひとつでも当てはまる場合は、一度確かめておくと安心です。

そもそも何か

なりすましメールとは

本物の会社のメールアドレスをかたって送られる、偽のメール

よくある手口

振込先の変更の連絡や、偽のログイン画面への誘導

被害を受けるのは

御社の取引先や、お客様

例えるなら、御社の名前入りの封筒を勝手に使われるようなもの

何が起きているか

送信元を証明する設定がない

SPF

御社のメールを、どのサーバーから送るかを登録する

DMARC

証明できないメールの扱いを、受け取る側に伝える

設定はドメインの公開情報なので、外からでも確認できます

なぜ問題なのか

取引先の被害が、信用を損なう

取引先の金銭被害

偽の振込先に入金してしまう恐れ

会社の信用低下

御社の名前で起きた被害と受け止められる

本物も届きにくく

証明できないメールは迷惑メール扱いされやすい

Gmailは2024年2月から、1日5000通以上を送る送信者にこれらの設定を求めています

もう少し詳しく

SPFとDMARCの役割

SPFは、御社のメールをどのサーバーから送るかを登録しておく設定です。DMARCは、証明できないメールが届いたときに、受け取る側にどう扱ってほしいかを伝える設定です。どちらもドメインの公開情報として設定するため、外からでも有無を確認できます。

段階的に設定するのが安全

いきなり厳しい設定にすると、本物のメールまで届かなくなることがあります。まずは届いた状況の報告を受け取る設定から始め、様子を見ながら段階的に強めていくのが安全です。

自社サイトで確かめる方法

Gmailのアカウントをお持ちなら、次の方法で確かめられます。

  1. 1自社のメールアドレスから、Gmailのアドレスへメールを1通送る
  2. 2Gmailで届いたメールを開き、右上の「︙」から「メッセージのソースを表示」を選ぶ
  3. 3表示された画面で、SPFとDMARCの欄が「PASS」になっているかを見る

「FAIL」や表示がない場合は、設定が足りていない可能性があります。

どう直せるか

確かめて、設定して、見守る

  1. 1 確かめる今の設定と、メールを送る仕組みを洗い出す
  2. 2 設定するSPFとDMARCを、段階的に設定する
  3. 3 見守る届いた報告を見ながら、設定を強めていく

サイトを作り直さなくても、設定の見直しで対応できるケースが多くあります

よくある質問

大量にメールを送っていない会社にも必要ですか。

大手のメールサービスの厳しい基準は大量送信者が対象ですが、なりすましの被害は会社の規模に関係なく起きます。取引先を守るためにも設定をおすすめします。

設定すると、今のメールが届かなくなりませんか。

送信に使っているサービスを洗い出してから段階的に設定するため、本物のメールが届かなくなることを避けながら進められます。

ホームページとは関係ない設定ですか。

メールの設定ですが、ホームページと同じドメインの管理画面で行うことが多いため、サイトの保守とあわせて対応できます。

なりすまし対策の設定、無料で確認します

SPFとDMARCの設定状況を、無料の簡易診断でお伝えします。設定の見直しだけのご相談も承っています。

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参考にした情報

このページの内容は、2026年10月12日時点の情報にもとづいています。

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