広報誌の2色刷り・モノクロ広告のデザイン
広報誌の中には、黒ともう1色の2色刷りや、黒だけのモノクロで印刷されるものがあります。このページでは、色が少ない広報誌でも伝わる広告にするための、色の使い方と写真の扱い、フルカラーの原稿を流用するときの注意をご紹介します。
色の数ごとの特長
まず、色の数ごとの特長です。2色刷りは、黒と、青や緑などの1色で印刷します。号によって色が変わる広報誌もあります。モノクロは、黒の濃さだけで表します。
どちらも、会社の色やロゴの色が、そのままでは出ないことに注意が必要です。
| 2色刷り | 黒と、青や緑などの1色。号によって色が変わる広報誌もある |
|---|---|
| モノクロ | 黒の濃さだけで表す |
| 共通の注意 | 会社の色やロゴの色が、そのままでは出ない |
色が少なくても伝わる3つのコツ
色が少なくても伝わるコツは、3つです。1つ目は、明るさで差をつけることです。濃い黒、中くらいの灰色、白の3段階で整理します。2つ目は、2色刷りのもう1色を、見出しや電話番号など、一番大切なところに使うことです。
3つ目は、文字の大きさと太さで、伝える順位をつけることです。
- 明るさで差をつける濃い黒、中くらいの灰色、白の3段階で整理する
- もう1色は一か所に2色刷りの色は、見出しや電話番号など一番大切なところに
- 大きさと太さで強弱色に頼らず、文字の大きさと太さで順位をつける
写真の扱い
次に、写真の扱いです。カラーではっきりしている写真も、白黒にすると沈んでしまうことがあります。写真の明るさや、明るい所と暗い所の差を調整しておきましょう。
小さな写真は、白黒では何が写っているか分かりにくくなるので、小さくしすぎないことも大切です。
| 白黒で見え方を確かめる | カラーでははっきりしていても、白黒では沈むことがある |
|---|---|
| 明るさと差を整える | 写真の明るさと、明るい所と暗い所の差を調整する |
| 写真を小さくしすぎない | 小さな写真は、白黒では何が写っているか分かりにくい |
フルカラーの原稿を流用するとき
フルカラーの原稿を、そのまま2色刷りやモノクロに流用すると、色の違いが見分けられなくなったり、淡い色の文字が消えたりします。色の数に合わせて、作り直すことをおすすめします。
| そのまま流用すると | 作り直すと |
|---|---|
| 赤と緑など、色の違いが見分けられない | 明るさの差で、伝える順位が分かる |
| 淡い色の文字が消える | 必要な文字がはっきり読める |
| 写真が暗く沈む | 写真の見え方を確かめてある |
まとめ
- 2色刷りやモノクロでは、会社の色がそのまま出ない
- 明るさの差、もう1色は一か所、大きさと太さで伝える
- フルカラーの原稿は、流用せずに作り直す
色の指定の例
2色刷りの広報誌では、黒やもう1色の値が細かく決められていることがあります。説明のための例として、瀬戸市の広報せと広告原稿作成要領では、色をグレースケールと指定の青の2色とし、黒は黒100%だけで作る(4色を重ねた黒は認めない)ことなどを定めています。
当社の取扱媒体の一覧に載っている広報誌75誌(2026年10月時点)では、61誌がフルカラーで、そのほかは2色刷りやモノクロでした。高槻市の「たかつきDAYS」は黒とグリーン、阪南市の広報誌は号によって黒と青、黒と緑が入れ替わります(いずれも当社の媒体ページの記載)。
よくある質問
2色刷りの広報誌に、カラーの写真は使えますか。
使えますが、黒ともう1色だけで印刷されるため、写真は白黒か、もう1色との組み合わせで表すことになります。見え方を確かめてから使いましょう。
会社のロゴの色が出ないのですが、どうすればよいですか。
多くの会社は、白黒用のロゴを用意しています。ない場合は、白黒にしたときに形がはっきり見えるかを確かめて使います。
参考にした情報
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