広報誌の広告の入稿データの作り方
広報誌の広告は、原稿のデータが媒体の指定と合っていないと、直しを求められたり、思ったとおりに印刷されなかったりします。このページでは、入稿データで確かめることと、よくある不備をご紹介します。
入稿データで確かめること
入稿データで確かめることは、4つです。1つ目は、寸法です。縦と横の長さを、ミリ単位で指定のとおりにします。2つ目は、写真などの画像の細かさです。原寸で、決められた細かさ以上にすることを求められます。
3つ目は、色です。色の数のほかに、黒の作り方まで指定されていることがあります。4つ目は、保存の形式です。媒体の指定に合わせて保存します。
| 寸法 | 縦と横の長さを、ミリ単位で指定のとおりに |
|---|---|
| 解像度 | 写真などの画像は、原寸で300dpi以上などの指定がある |
| 色 | フルカラーか、2色か、モノクロか。黒の作り方の指定も |
| 保存の形式 | PDF、画像、デザインソフトのデータなど、媒体の指定に合わせる |
よくある不備
よくある不備です。別の広報誌の寸法のまま、出してしまう。ホームページの小さな画像を、そのまま使っていて、印刷すると粗くなる。
文字の扱いが指定どおりでなく、別の書体に置き換わってしまう。そして、広告以外のメモ書きなどが残っている、といったものです。
| 寸法の違い | 別の広報誌の寸法のまま出してしまう |
|---|---|
| 画像が粗い | ホームページの小さな画像を、そのまま使っている |
| 文字の扱い | 文字がデザインソフトで扱える形になっておらず、別の書体に置き換わる |
| 余計なもの | トンボやメモ書きなど、広告以外のものが残っている |
出す前の3つの見直し
出す前の見直しは、3つです。まず、媒体ごとの原稿作成要領を、作る前に読みます。次に、原寸で印刷して、文字の大きさと写真の粗さを紙で確かめます。
印刷した見本を求める媒体には、データと一緒に出しましょう。
- 原稿作成要領を読む媒体ごとの決まりを、作る前に読む
- 原寸で印刷する文字の大きさと、写真の粗さを紙で確かめる
- 見本と一緒に出す印刷した見本を求める媒体には、データと一緒に出す
直すのは、広告主の側
自治体は、出されたデータを直さず、不備があれば出し直しを求めることが多いです。締め切りに間に合うよう、余裕をもって出しましょう。
出したデータは、そのまま使われる
自治体はデータを直さず、不備があれば出し直しを求めることが多い。締め切りに間に合うよう、余裕をもって出す
まとめ
- 寸法、解像度、色、保存の形式を指定に合わせる
- 寸法の違い、粗い画像、文字の扱いの不備に注意
- 原稿作成要領を読み、原寸で印刷して確かめる
原稿の決まりの例
原稿の決まりは、媒体ごとに違います。説明のための例として、公開されている決まりの一部をご紹介します(最新の内容は、各自治体の案内でご確認ください)。
| みよし市広報紙広告掲載要領 | JPEG形式で、指定の大きさの100%、解像度300dpi以上。4色刷り |
|---|---|
| 瀬戸市 広報せと広告原稿作成要領 | 画像は使う大きさの100%で350dpi。文字はアウトライン化。トンボなど広告以外のものは削除。データと印刷したものを一緒に出す。市はデータの修正をしない |
言葉の説明
dpiは、1インチあたりの点の数で、画像の細かさを表します。アウトライン化は、文字を図形に変えて、ほかのパソコンでも同じ形で表示されるようにすることです。くわしくは、このガイドの広報誌広告の用語集をご覧ください。
よくある質問
WordやPowerPointで作った原稿でも出せますか。
受け付ける広報誌もありますが、使える書体や保存の形式が決められていることがあります。原稿作成要領で確かめるか、制作会社に依頼することを考えてください。
ほかの広報誌に出した原稿を、そのまま使えますか。
寸法や色の数、解像度の指定が違うことが多いため、そのままでは使えないことがあります。伝える内容はそのままに、枠に合わせて組み直します。
参考にした情報
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