厚生労働省が1日発表した6月の有効求人倍率※は1・30倍で、
前月より0・01ポイント下がりました。

宿泊業や飲食サービスなどは、
観光客の増加による需要が回復したことによって求人が増加傾向だが、
製造業や建設業では資材価格の高騰や、人材不足による人件費の上昇で
求人が減少傾向にあります。

有効求人倍率が2か月連続で前の月を下回ったことについて厚生労働省は、
「求職者数が求人数の増加幅を大きく上回ったことが影響している。
物価高の中で主婦や・中高年齢層を中心に年金だけでは生活が苦しい、
生活を守るために働きたいといった声が聞かれる。
物価の影響が求職者の動向にどのような影響を与えるのか引き続き注視していきたい」
としています。

※求職者1人あたり求人が何件あるかを示す倍率のこと。
・6月は有効求人数が前月比で0・05%減った。
　一方、有効求職者数は0・6%増え、特に45歳以上で増加が目立ったという。
　
参照元：一般職業紹介状20230817況（令和5年6月分）について　
厚生労働省｜厚生労働省

上記記事にもありましたが、主婦や中高年齢層の転職が、
仕事だよりでも最近増えている印象を感じております。

中高年齢層採用のメリットとしては、
・処遇や条件面より「はたらくこと」に重きを置いている方が多い
・単調な業務・役割でも納得してはたらいてもらえる方が多い
・業務経験や知識が豊富な方が多く、安定して業務をお任せできる
・専門性が高い人材が埋もれており、スペシャリスト人材の採用が可能

任せたい仕事が明確で、即戦力として期待したいという場合、
中高年層を雇用してみるのはいかがでしょうか？

　

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